輝く断片のあつめかた

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「黒い破壊者」中村融編を読みました。



創元SF文庫
アンソロジー 
評価 ★★★★☆

宇宙生命SF傑作選です。

6編、収録されているのですが、どれも面白かったです。

妖精の棲む樹(ロバート・F.ヤング)は、切られていく樹が痛々しくてぐっときます。妖精とのやりとりも胸に来ます。いつまでも印象に残る作品で、好きです。

黒い破壊者(A.E.ヴァン・ヴォークト)は表題作。一番面白かった。猫の様な姿をしているケアルとの息が詰まるほどの戦い。本来なら人類を応援するところですが、ケアルを応援したくなるのは何故?

おじいちゃん(ジェイムズ・H.シュミッツ) は恐ろしかったです。この惑星では共生関係がキーワードですね。制御できなくなった筏(おじいちゃん)はほんとに怖かったです。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
深宇宙へ進出した地球人類を待ち受ける、多種多様な宇宙生命。彼らとのコンタクトこそはSFの醍醐味のひとつであり、そこからセンス・オブ・ワンダーが生まれるのだ。そうした作品の中から生物学的な面白さが秀逸な中短編を集成した。本邦初訳作1編、書籍初収録作4編、そして後に『宇宙船ビーグル号の冒険』の第1話となる貴重な原型作品を加えた、ヴァラエティに富む全6編。

【目次】(「BOOK」データベースより)
狩人よ、故郷に帰れ(リチャード・マッケナ)/おじいちゃん(ジェイムズ・H.シュミッツ)/キリエ(ポール・アンダースン)/妖精の棲む樹(ロバート・F.ヤング)/海への贈り物(ジャック・ヴァンス)/黒い破壊者(A.E.ヴァン・ヴォークト)

アンソロジー | コメント:0 | トラックバック:0 |

「火星の人」アンディ・ウィアーを読みました!


著者 アンディ・ウィアー
ハヤカワ文庫SF

評価 ★★★★★

今回、読んだのは火星にひとり残されて、なんとか生き延びようとするサバイバル。
猛烈な砂嵐で折れたアンテナの先端が胸に刺さり、死亡したと思われた、マーク・ワトニー。
しかし、奇跡的に生きていた。
物資は当面分はある、しかし4年後に計画されている火星ミッションまでは食料がもたない。
そこでじゃがいも!を栽培したり、地球との交信を復活させようと試行錯誤したり、縦横無尽なアイデアが飛び出してきます。それがなんとも面白い。

こう言う絶望的な状況だと、重苦しい話になるのが普通なのですが、マークの明るさで全然、そういう感じがありません。
それどころか、笑ってしまう場面があったりします。

もし、自分が同じ状況にたたされたら、こんな風に考えられないな~~
宇宙開拓SFの歴史になる本だと思います。

面白いです。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところがー。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。宇宙開発新時代の傑作ハードSF。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ウィアー,アンディ(Weir,Andy)
カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、初めて発表した小説が『火星の人』である。『火星の人』は、まず自らのサイトに公開され、その後キンドル版を発売。発売後3カ月で、35000ダウンロードを記録した。その後、2014年に紙書籍版が発売された
作家ア行 | コメント:6 | トラックバック:0 |

「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィンを読みました。


ハヤカワSF文庫
評価 ★★★★☆

じわじわと感動してくる話でした。
後半、ゼゲン人(両性具有)で追放の身となった、もと王の右腕 エストラーベンと同盟を結ぶべくやってきた地球人のゲンリー・アイとの雪原の逃避行はその過酷さもさることながら、二人の間の友情、(愛情)もあってじ~んと迫ります。

惑星ゼゲンの特殊性、ふたつの代表する国家の特異性。その陰謀の渦中に落ちるアイ。
そして、男性と女性のふたつの性をもつゼゲンの人々。

前半の誰を信じて良いか分からないところ、知らず流されていくアイ。それを救うエストラーベン。
この二人に尽きます。

読み終わったときの静かな感動は忘れがたい印象を残します。




〔ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞〕両性具有人の惑星、雪と氷に閉ざされたゲセンとの外交関係を結ぶべく派遣されたゲンリー・アイは、理解を絶する住民の心理、風俗、習慣等様々な困難にぶつかる。やがて彼は奇怪な陰謀の渦中へと……エキゾチックで豊かなイメージを秀抜なストーリイテリングで展開する傑作長篇
作家カ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |

11月30日 富士山マラソンにでました。

富士山マラソン完走メダル
写真は完走するともらいえるメダル。結構重くて、高級感あり。ペーパーウエイトになりそう。

今日、人生初のフルマラソン、第三回富士山マラソンにでました。
結果は見事完走^^ 速報値で5時間12分でした。制限時間が6時間なので遅いといえが遅いです!

今日の失敗
①荷物預けにスタート前に食べる予定のバナナとドリンクをいれたまま預けた。
②寒さよけにウインドブレーカーを来てたんだけど、案内の封筒にはいってた透明ビニールにすれば途中で捨てることができた。
③ハープパンツのポケットに補給食やスマホをいれて走ったのですが、重くて、ずり落ちそうになった。ひもで締めやすくしとかないと。
④予測タイム別のブロックの先頭に並べば5分くらいはやくなったかも。スタートの号砲がなってから実際にスタートするまで10分以上かかってるので。

西湖から河口湖に戻る下り坂で膝に負担がかかったのか、40kmすぎて左膝の外側に痛みが。残り2kは足を引きずるようにしてゴール。

でも初めてにしてはよかったかと思う。来年のためにまたトレーニングします^^


前日にサンプラザ中野くんのコンサートがあってランナーを生で聴き感動しました。
それとオフィシャルグッズのネックウォーマーを買いたかったのですが、4時すぎにいったら完売してて買えなかった。
来年は受付開始の13:00に行くべし。
ランニング | コメント:4 | トラックバック:0 |

「図書室の魔法」ジョー・ウォルトン を読みました。





創元SF文庫

評価 ★★★★★

ご無沙汰してます。すごっく久しぶりに更新します。

今まで何してたかと言うと特にないのですが・・・・
本を読むのも、最近は少ないです。少しづつですが、また読もうとおもいます。

今回、読んだ本は、双子の少女 モリの日記の形で物語が進みます。
上巻の表紙にあるように、ある事故で足を怪我して杖をついています。その事故で姉を亡くしています。

そんなモリの一番の楽しみは本、読書、図書室です。それもファンタジーやSFが中心。
日記のなかに、トールキンの「指輪物語」やみんなが知ってる、あるいは知らない、小説の題名が頻出します。
読んでいる本の数がまた凄まじいです。15歳ですが、自分よりずっと読んでます。
それだけで、本好きにはたまりません。

モリは狂気の母親(モリ曰く魔女)から逃れ、始めて父のところに行きます。
父は母の元から逃亡し離婚しているので、顔をしりません。
その父もだいのSF好きなのを知り、これならやっていけるかもと少し安心します。

モリは寄宿学校に入れられます。そこでも図書室の司書アリスンと知り合います。
モリにはフェエアリーが見えます。
妖精は、自分たちが想像する、可愛らしい姿ばかりではなく、中には醜いのもいて、そこが現実味をあげているように思います。

上巻の最後、読書クラブを知り、その活動に参加するところから、俄然話が面白くなります。

本を心の底から愛したならば本もあなたを愛してくれる。

この言葉にこの本の全てがあります。

そうそう、モリは魔法が使えるのですよ。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
15歳の少女モリは精神を病んだ母親から逃れ、一度も会ったことのない実父に引き取られたが、親族の意向で女子寄宿学校に入れられてしまう。周囲になじめないモリは大好きなSFと、自分だけが知る魔法やフェアリーの秘密を支えに生きてゆこうとする。1979-80年の英国を舞台に、読書好きの繊細な少女が日記に綴る青春の日々。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学大賞受賞作。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
本を心の底から愛したならば、本もあなたを愛してくれるー疎外感に苛まれながら、大好きな小説や秘密の魔法を心の支えとするモリ。やがて彼女は町の読書クラブに誘われ、初めて共通の話題をもつ仲間と出会う。だが母親の執拗な悪意は彼女を苦しめつづけ…。ひとりぼっちだった繊細な少女の青春を描き、本を愛し本に救われた経験をもつ多くの読者の共感を呼んだ、感動の物語。

作家ア行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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