輝く断片のあつめかた

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「ラヴクラフト全集1」H・P・ラヴクラフトを読みました!! 「本日の1冊(13748)」


ラヴクラフト全集(1)
著者 H・P・ラヴクラフト
創元推理文庫
評価 ★★★★☆

とうとう〈クトゥルー神話体系〉の世界に踏み込んでしまいました。
怪奇・幻想小説、ホラー小説に興味を持っている者には避けては通れない作品。
それがクトゥルーの世界です。

この扉を開けるのは恐かったのですが・・

「恐怖は人間の最も古い、最も強い感情だ」とはこの本の著者 H・P・ラヴクラフトの言葉。

インスマンスの影
壁のなかの鼠
死体安置所にて
闇の囁くもの

の4編を収録。
インスマンスの影

 誰もが近づかない呪われた町インスマンスへその謎を確かめに行く主人公、そこは異形のものたちの住む町なのか。
 漁業と缶詰工場の街。魚臭が漂っている街路。そこに漂う影。人間とは思えない前かがみでよろめくようにゆっくり移動する。かれらの正体は謎の島の地下深くにいる太古の・・・・。
 最後は恐いですよ。

闇に囁くもの

 この話で恐怖は宇宙まで及びます。洪水のあと川に蟹の様な人の様な死骸が浮かぶ。
川の元である山奥の洞窟にすみついているらしい。長い爪を持つ足跡をのこす怪物たち。
 これも最後の真相の場面で声を上げること必至です。

 怪奇小説に興味のあるすべての方の必読書ではと思います。全7巻+別巻(上下)
来年中には読破したいと思うのですが・・・
作家ラ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |

「ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女(下)」スティーグ・ラーソンを読みました。 「本日の1冊(13748)」


ミレニアム(1 〔上〕)
ミレニアム(1 〔下〕)
著者 スティーグ・ラーソン
早川書房
評価 ★★★★☆

どうも、最近、気力がなくて行けなません。
いろいろ寂しい思いや、体調不良、忙しさで気分が乗りきれません。
体力のなさを感じたりします(泣)更新が少なくてすみません。

そんななかミレニアム1(下)を読了しました!
上巻は重厚な感じをうけたのですが下巻になってテンポがあがり読みやすくなります。
リスベットにすっかりまいってしまいました。

これはもうキャラクターの良さで勝ちですね。

連続殺人の謎は半ばで明かされるのですが、それからはスリラー風な展開でハラハラさせられます。

リスベットの調査方法はちょっと、(現代版の超スキルと言っておきますが)違反ですね。
でもリスベット自身が反体制的な存在なので良しとします(*^_^*)

ミカエルは行く先々で女性にモテすぎ・・・ある意味羨ましい。

斜陽の経済王の一族の長老にたのまれて、姪?のハリエット失踪の謎を追うジャーナリスト、ミカエル。
すご腕の調査委員(身体的未発達みたいな娘、タツゥーやピアスの社会を拒否しているような外観)リスベットと共同で調査に当たる様になる。
浮かび上がってくる一族の暗部。

聖書の一部を模した連続殺人が明かされてくる。悪意の継承。

ミカエルの勤める、雑誌社の経済的危機の行方は・・・

色々な要素がからみ面白かったですがやっぱり一番は24歳のリスベットのキャラでした。


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そろそろ、エントロピーの続きと虹子と紅葉の高校生編をスタートさせたいと思います。
遅くても8月には・・・ いましばらくお待ちください。忘れないでくださいねm(__)m
作家ラ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |

「ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女(上)」スティーグ・ラーソンを読みました。 「本日の1冊(13748)」


ミレニアム(1 〔上〕)
著者 スティーグ・ラーソン
早川書房

評価は下巻をよんでから、

マルティン・ベックシリーズ依頼のスウェーデンのミステリーです。
最初、とっつきにくかったですが24歳なのに15歳くらいにしか見えないフリーランスの調査員
リスベットの登場で俄然、面白くなります。わけありの彼女は保護観察を受ける身でありながらピアスに刺青、派手な服装(鋲付きの革ジャンとか)。ですがその調査能力は一級品。どこから情報を仕入れてくるのかと言うほど。

一方、経済雑誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエルは記事を名誉棄損で訴えられ、有罪となり雑誌から去ることになる。そこへ今は斜陽の経済界の重鎮から30年以上まえの孫娘の失踪事件の調査を依頼される。

下巻が楽しみです。

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作家ラ行 | コメント:2 | トラックバック:0 |

「悪魔の薔薇」タニス・リーを読みました。

今回は奇想コレクションからタニス・リーの”悪魔の薔薇”を読みました。

悪魔の薔薇
著者 タニス・リー
河出書房新社 奇想コレクション12回配本 2007/9/30(初)
評価 ★★★★☆

〈現在のシェヘラザード姫〉の異名を誇る、タニス・リーの”悪魔の薔薇”です。
初めてタニス・リーの作品を読んだのですが魅力的ですね。

退廃的で耽美的。味わいのある文章(翻訳ですが)。

最初の”別離”は女バンパイアに仕える従者が己の死の前に後継者を探す話。離れたくないのに若者を主人に合わせる葛藤が哀切を感じさせます。秀作。

”悪魔の薔薇”大雪で足止めさらた主人公がその土地で恋をした女性は・・
       長虫の秘めやかな愛は冥く御身の魂を滅ぼさん・・・・
       怖いです。
”黄金変成” 異国からきた魔女は回りのものを黄金に変える術をもっている。
       この魔女に魅せられた主人を守る長官。

”愚者、悪者、やさしい賢者” 
      王が死んだあと3人の息子が魅せらたのは魔術師に仕える美女。
      長男は驢馬に変えられ、次男を救いに3男は魔術師の黒い塔へ向かう。

どれも雰囲気良いです。ただ文章に癖があるので好きになれるかは相性しだいと思います。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ヴァンパイアに仕える従者の哀しみを綴った「別離」、著者自身が“この作品はわたしの作品の中でもっとも恐ろしいもののひとつ”と語る残酷な怪奇譚「悪魔の薔薇」、異貌のパリを舞台に、死神に魅入られた芸術家たちを描く世界幻想文学賞受賞作「彼女は三(死の女神)」、帝国と錬金術が妖しく絡む「黄金変成」、アラビアン・ナイト風幻想譚「愚者、悪者、やさしい賢者」ほか、全9篇。

【目次】(「BOOK」データベースより)

別離/悪魔の薔薇/彼女は三(死の女神)/美女は野獣/魔女のふたりの恋人/黄金変成/愚者、悪者、やさしい賢者/蜃気楼と女呪者/青い壼の幽霊



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作家ラ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |

「ブラック・ジュース」 マーゴ・ラナゴン 「本日の1冊(13748)」


ブラックジュース
著者 マーゴ・ラナゴン 佐田千織 訳
河出書房新社 1900円+税 2008/5/30(1)
評価 ★★★☆☆

河出書房、奇想コレクションの一冊。
このシリーズが好きで(といっても今年に入ってから知ったのですが)、少しづつ集めています。この本は現在の最新刊だと思います。

この作者は雑誌掲載を除き、日本初紹介とのこと。
世界幻想文学大賞(短編集部門・短編部門)受賞作です。

なんとも不思議な雰囲気な小説です。なかなか素敵です。

沈んでいく姉さんを送る歌
わが旦那様
赤鼻の日
愛しいピピット
大勢の家
融通のきかない花嫁
俗世の働き手
無窮の光
ヨウリンイン
春の儀式


の10篇が収録されています。

どれも個性的な作品なのですがちょっと紹介すると

”沈んでいく姉さんを送る歌” は 夫殺しの罪でタールの池に生きたまま沈められる姉を家族総出で歌いながら最後まで見届ける話。ピクニックに行く見たいに姉の死を見に行きます。

”赤鼻の日”は道化師ばかりの世界でその道化師を狙撃していく殺し屋の話。

どれも一筋縄ではいきません。

内容情報】(「BOOK」データベースより)

夫殺しの罪でタール池に生きたまま沈められる姉さんの死を、僕たちは歌いながら最後まで見届ける―世界幻想文学大賞受賞の残酷譚「沈んでいく姉さんを送る歌」、道化師を執拗に狙う殺し屋を描く「赤鼻の日」、象の一人称で語られる逃走劇「愛しいピピット」、奇形の天使との遭遇を描くファンタジー「俗世の働き手」、大気が汚染されつくした近未来、祖母の葬儀へ向かう孫が幼い日の記憶をたどる「無窮の光」、凶暴な怪物の襲来に怯える異世界を舞台にした、少女の苦い初恋物語「ヨウリンイン」ほか、全10篇。


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