輝く断片のあつめかた

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「死の泉」皆川博子を読みました!

【送料無料】死の泉

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価格:1,134円(税込、送料別)


著者 皆川博子
早川文庫JA
評価 ★★★★★

皆川さん、去年読んだ「聖餐城」につづき2冊目。
おぞましい人体実験。
美を追求するナチスの医師。

いつまでも変声しない美声の男子。
そのための去勢された歌手の復讐。

美のためなら倫理面を踏み越えても達成しようとする狂気が凄まじい。でもわかる気がします。許されないこととその美の価値は両方、無限の価値があるのだろうか?かなりあぶない価値観だけど正気と狂気が混然としてきます。

読んでいる間ずっと、海外翻訳ものを読んでいるような錯覚を覚えます。
皆川さんの文章そして題材、素晴らしい。

あやしく悍ましく、美しい世界が繰り広げられます。
堪能致しました!

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
第二次大戦下のドイツ。私生児をみごもりナチの施設「レーベンスボルン」の産院に身をおくマルガレーテは、不老不死を研究し芸術を偏愛する医師クラウスの求婚を承諾した。が、激化する戦火のなか、次第に狂気をおびていくクラウスの言動に怯えながら、やがて、この世の地獄を見ることに…。双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験など、さまざまな題材が織りなす美と悪と愛の黙示録。吉川英治文学賞受賞の奇跡の大作。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
皆川博子(ミナガワヒロコ)
1930年旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ・幻想小説・時代小説を主に創作を続ける。『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞を受賞。時代小説『恋紅』で第95回直木賞を、幻想小説集『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞を受賞した。神話・人種・家族・芸術といった問題を内包し、構想10年に及ぶ『死の泉』は、1997年の「週刊文春ミステリー・ベスト10」の第一位に選ばれ、第32回吉川英治文学賞を受賞した。『死の泉』以降の注目作としては、2冊の短篇集『ゆめこ縮緬』と『ジャムの真昼』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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作家マ行 | コメント:4 | トラックバック:1 |
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コメント

日向さん、こんばんは~♪
今日の札幌は28度まで上がりました、、、暑い!!!
来週から7月ですね、お互い夏バテにならないように気をつけましょう(*^-^)

「死の泉」スゴイお話でしたね☆
「聖餐城」もそうでしたけど、本当に翻訳物を読んでいるような感覚…
退廃的で艶めかしい雰囲気も良いし、世界観が最高でした^^
何だか色んな意味でギリギリ感がありましたよね…(笑)
皆川さんの作品、まだまだ読んでみたいです!
2012-06-28 Thu 19:52 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
日向さん、こんばんは~(^^)/

『死の泉』も素晴らしい作品なんですね^^
あやしくて美しい世界…私も早く堪能したくなりました♪
かなり危ない価値観だとか、正気と狂気が混然としてくるなんて、
ホントに凄そうな作品ですね~(><)

>読んでいる間ずっと、海外翻訳ものを読んでいるような錯覚を覚えます。
私も激しく同感です!!
『聖餐城』はもちろん、この前読んだ『双頭のバビロン』も
そういう錯覚に陥りました!!
日本にこんなスゴイ作家さんが存在されることが嬉しいですね(*^^*)
2012-06-29 Fri 17:54 | URL | miwa125 [ 編集 ]
nanacoさん、こんにちは★

28度、6月も終わりこれから暑くなりますね。夏はあまり得意ではありません。これから体調に注意しましょうね^^

死の泉・・凄い話でした。皆川さん、凄いですね。
作品が沢山あるのでこれから読んでいきたいですね。
背徳と美の絶妙なバランス、いま少し思い出したのですがタニス・リー(1冊しか読んでないけど)の雰囲気に似てるかも、少し違うかな?
2012-06-30 Sat 12:23 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwaさん、こんにちは★
コメントありがとうございます。

死の泉、すごく面白かったです。皆川さん凄いですね。

双頭のバビロンも薔薇密室もすごく面白そう!!
読みたい!!
2012-06-30 Sat 12:25 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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死の泉 著者:皆川博子 評価: 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 第二次大戦下のドイツ。私生児をみごもりナチの施設「レーベンスボルン」の産院に身をおくマルガレー
2012-06-28 Thu 19:53 ++薫風日記++
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