輝く断片のあつめかた

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「ねじまき少女」パオロ・バチガルピを読みました!


【送料無料】ねじまき少女(上)

【送料無料】ねじまき少女(下)
著者 パオロ・バチガルピ
早川文庫SF
評価 ★★★★★

今年最大のSF話題作、ねじまき少女を読みました。

題名のねじまき少女とは日本製の少女型アンドロイド。石油が枯渇し高性能のねじまきが動力源となっている未来。バンコクに置き去りにされたねじまき少女エミコ。タイでは違法滞在のため酒場で娼婦として隠れてくらしている。何故ねじまきとよばれているかは、動きが人間とちがい、みて機械仕掛けと分かるから。

 環境や疫病に対抗するため、遺伝子操作であらたな作物を作り上げる世界。タイは独自の検疫や保護貿易のすえ、独自性を保っていた。そこに西洋人たちが、DNAのデータを得るべく暗躍する。タイの権力抗争(環境省対通産省)もからんでくる。

 登場人物が雑多。イエローカードと呼ばれる中国難民たち、かれは不当に低い身分でこき使われている。

 いろいろな登場人物が熱帯のバンコクを舞台に、欲望や理想や権利のために争う。

猥雑な未来を垣間見せてくれます。上巻はあまり、物語が動かなかったのですが下巻は面白かった。

環境問題が騒がれている今だからある意味リアルに思える。
白シャツ隊の隊長、ジェイディーと副隊長 カイヤ が良かった。

ねじまき少女エミコも人間と新人類(ねじまき)の間で悩み苦しんだり、活劇場面で活躍したりしてかなり好き!



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など主要SF賞を総なめにした鮮烈作。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
聖なる都市バンコクは、環境省の白シャツ隊隊長ジェイディーの失脚後、一触即発の状態にあった。カロリー企業に対する王国最後の砦“種子バンク”を管理する環境省と、カロリー企業との協調路線をとる通産省の利害は激しく対立していた。そして、新人類の都へと旅立つことを夢見るエミコが、その想いのあまり取った行動により、首都は未曾有の危機に陥っていった。新たな世界観を提示し、絶賛を浴びた新鋭によるエコSF。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞などSF界の賞を総なめにした作品。



【著者情報】(「BOOK」データベースより)
バチガルピ,パオロ(Bacigalupi,Paolo)
1973年コロラド生まれ。オバーリン大学で、東アジア学と中国語を専攻した。在学中から中国に渡航し、教師などをしながら数年間を中国で暮らす。帰国後はウェブ開発者や環境専門誌の編集者をしながら小説を書き、1999年に『F&SF』誌に掲載された中篇“Pocketful of Dharma”でデビューを果たした。2005年に発表された「カロリーマン」は、シオドア・スタージョン記念賞を受賞。2008年に発表の「第六ポンプ」では、ローカス賞ノヴェレット部門を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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作家ハ行 | コメント:8 | トラックバック:0 |
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コメント

日向さん、おはようございます~♪

こちらの本、ハヤカワのサイトの新刊情報で見かけてちょっと気になってました~(*^v^*)
上下巻となると、なかなか手を出しづらかったのですが、
「きっと日向さんが買うはずだから、レビューを読ませてもらってから…」と思ってました(笑)

表紙絵が魅力的ですねぇ。この女の子がねじまき少女かな??
東南アジアを舞台にした近未来SFって珍しいです!
SFというとどうしても整然と管理された世界を思い描くのですけど、
この作品は猥雑な雰囲気が伝わってきて、すごく興味があります。面白そ~~^^
私も読んでみたいと思います♪
2011-07-16 Sat 07:34 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
お久しぶりです。
この本、気になっていたので、
思わずお邪魔しました。
やっぱり面白そうですね。
ちょっと購入をためらっていましたが、
読みたいと思います。
2011-07-16 Sat 10:23 | URL | コメキ [ 編集 ]
nanaco☆さん
おはようございます★コメントありがとうございます。
>上下巻となると、なかなか手を出しづらかったのですが、
>「きっと日向さんが買うはずだから、レビューを読ませてもらってから…」と思ってました(笑)

思惑にのってますね~。読みましたよ^^
>この作品は猥雑な雰囲気が伝わってきて、すごく興味があります。面白そ~~^^

力強さが良くでてました!白シャツ隊のジェイディーは 上田早夕里さんの「華竜の宮」にでてくるタイフォン大佐を彷彿とさせ思い出させます。ごみごみした(ペルディード・ストリート・ステーション並みの)魅力が満載です。
ちょっととっつき辛いかもしれませんが、慣れれば平気ですよ~。機会があったら是非読んでみてくださいね。
2011-07-16 Sat 10:25 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
コメキさん
こんにちは★コメントありがとうございます

自分は発売日(入荷が遅れたらしく、正確には次の日)に買いました!読んで良かったです。
コメキさんも是非読んでみてくださいね。
面白かったです。
2011-07-16 Sat 12:07 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんにちはー☆

おぉ、今年最大の話題作とは!
全然知りませんでした~さすが日向さん☆
近未来というとわたしもnanacoさんが仰るような世界を想像してしまうんですが、
でも舞台がアジア、バンコクと聞くと猥雑なのもイメージしやすい気がします。
なんでも有る、…みたいな。笑
それにしても作者さんの経歴と作品の内容が結構リンクしてる気がします。
やっぱり良い物語ってのは自分の経験を積まないと書けないものなんでしょうねぇ。。。
2011-07-16 Sat 13:12 | URL | まる811 [ 編集 ]
日向さん、こんにちは~(^^)

私も、本屋さんでこの本を見たとき、もしかしたら日向さんが読まれるかも!って思ってました(笑)
それにしても“今年最大のSF話題作”って、
すごい謳い文句ですねぇ(@_@)
でも、それがオーバーじゃないくらい内容の濃い作品みたいですね~^^
日本製のアンドロイドが主人公なのと、
枯渇した石油のかわりがねじまきっていう設定が
めちゃめちゃ面白そうです(*≧▽≦*)
早速、読みたい本のリストに入れておきますね~(^^)/
2011-07-16 Sat 17:36 | URL | miwa125 [ 編集 ]
まる811さん
こんにちは★

近未来、たしかに・・だけどこの本みたいな猥雑としたごみごみした世界、熱帯のむしむしした感じ、今の季節に読むとなまなましく迫ってきます。また環境エコSFとしても読めます。上下巻で長いけど面白かったです^^
2011-07-18 Mon 14:54 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwa125さん
こんにちは★
読みましたよ!発売を待って買いに行きました^^
発売日(前)に買える都会の人が羨ましい・・・
やっぱり大きな本屋さんがあったらな~

この本、評判どおり面白かったです。
環境やDNA、エネルギーと今の世界の問題点をベースにしてるのでSF嫌いの人にも読んでもらいたい本だと感じました。上巻はすこしかったるいけど後半はスピード感もありますよ。機会があったら是非読んでみてくださいね。
2011-07-18 Mon 14:59 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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