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「ふたりジャネット」テリー・ビッスンを読みました! 「本日の1冊(13748)」2010-12-18 Sat 11:09
![]() ふたりジャネット 著者 テリー・ビッスン 中村融編訳 河出書房新社 奇想コレクション 評価 ★★★★★++ この本を読み時は周りに人がいないか注意してください。ましてや図書館見たいな静かなところで読むのは厳禁ですよ~^^ 何故なら突然、吹き出したりげらげら、笑いだしたら恥ずかしいでしょ? もう最高に楽しい一冊でした。奇想コレクションの最新刊で同じ著者の「平ら山を越えて」を購入したのですが、その前にこちらを読まなければと読んだのですが最初の 「熊が火を発見する」からしてもう、こんなのあり?ありえない話で笑ってしまう。もう題名通りの話。熊が火の扱いが出来るようになって、冬眠しなくなる。冬の道でパンクしたタイヤを交換ししていると、懐中電灯が消えそうになる。すると火をかざした熊が照らしてくれる。いいな~。この話。面白くそしてちょとほろ苦い。 次の短い「アンを押してください」題からはなんのことかさっぱり。実はATMの表示。これに押す表示画面に雨とかでてきて、それを押すととたんに外は雨。でアン・・・恋愛なのはわかるでしょ??? これ書店でみたら立ち読みしてみてください。絶対面白いですから。そしてレジへ・・・? 「未来からきたふたり組」将来かかれる絵を未来から買いに来た人物が・・・ 「英国航行中」大英帝国がなぜか動き出す話。アメリカの近くまで行ってしまいます。昔、確か日本列島が動き出す話を読んだ気がするのですがイギリスでも同じ様な事を考える人いるんだな~と思った次第。これも面白かった。 「ふたりジャネット」これは故郷に大作家たちが次々と越してくる話。スーパーでサリンジャーが買い物していたりします。 「冥界飛行士」これはブラックな話です。あの世の絵を描くために仮死状態にダイブする盲目の画家。あの世の描写に惹かれます。この話も大好きです。 「穴のなかの穴」「宇宙のはずれ」「時間どおりに教会へ」 この三作は万能中国人ウィルスン・ウーの話。誰でも皆、ウィルスン・ウー見たいな友達を持つべきなんだ。彼が友達になればどんな問題でもヘンテコな数式で解いてしまう。古い車の部品を探しに中古やにいくとその先に何故か月面探検車が、それはアポロが月に置いてきたはずの・・・・この3作も傑作ですよ!! 大好きな奇想コレクションの中でも1、2を争う面白さです。これから奇想コレクションを読みたいと思っている人はこれが1番目に読めばいいですよ~絶対面白くて凄く楽しいから・・ 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 本邦初のテリー・ビッスン短篇集。サリンジャー、ピンチョンら有名作家たちが続々と田舎町に引っ越してきた?英国が船みたいに動きはじめた?万能中国人がヘンテコなす牛木で事件を解決?そんなばかな話ってある?屈指の技巧派にして短篇の名手ビッスンが描く物語は、まさに現代の“ほら話”。ヒューゴー賞ほかアメリカ棋界の賞を総なめにして、一躍その名をとどろかせた名作ファンタジー「熊が火を発見する」をはじめ、ショートショート「アンを押してください」、ロマンティック・コメディ「未来からきたふたり組」、盲目の画家が死後の世界で見たものは…「冥界飛行士」、“万能中国人ウィルスン・ウー”3部作「穴のなかの穴」「宇宙のはずれ」「時間どおりに教会へ」など、全9篇を収録。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、デイヴィス読者賞、スタージョン記念賞受賞。 【目次】(「BOOK」データベースより) 熊が火を発見する/アンを押してください/未来からきたふたり組/英国航海中/ふたりジャネット/冥界飛行士/穴のなかの穴/宇宙のはずれ/時間どおりに教会へ 【著者情報】(「BOOK」データベースより) ビッスン,テリー(Bisson,Terry) 1942年、米国ケンタッキー州生まれ。アメリカSF界屈指の技巧派で、短編の名手。奇想とユーモアとペーソスに満ちた作品は、まさに現代の“ほら話”。90年、「熊が火を発見する」を発表、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞し、一躍その名を高める 中村融(ナカムラトオル) 1960年生まれ。中央大学法学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) スポンサーサイト
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コメント
こんにちはー☆
す、すごい!日向さんのテンションが高い! 個人的には「熊が火を発見する」が気になります。 突然熊が灯りを差し出してくれたら、どこに驚けばいいのかちょっとわからないですねぇ。笑 奇想コレクション、興味ありつつもちょっと難しそうと思ってたんですが、 この本はぜひ読んでみたいです。 そしてゲラゲラ笑いながら読んでいる日向さんの姿もちょっと見たいかも…笑
げらげら笑っちゃえる奇想コレクションですか!?
そ、それは読んでみなければ…(笑) SF不得手の柊はついついこのシリーズに小難しいイメージを持ってしまっているのですが…日向さんの感想を伺っているととにかく楽しそう(*^^*)
日向さん、おはようございます~♪
おぉ、奇想コレクションの中でも1、2を争う面白さですか! レビューを拝見していてもとにかく面白そうだし、ではこちらから挑戦したいと思います☆ 「熊が火を発見する」あらすじだけでニヤけてしまいました…^^; これは人のいない所でひっそりと読まなきゃですね~(笑) 「冥界飛行士」も気になる~~♪仮死状態にダイブするって…凄いお人だ……
日向さん、こんにちは~(^^)
あっ!この表紙、本屋さんで見た覚えがあります^^ そんな、げらげら笑える本だったんですねぇ。 すっごく面白そうです(*≧▽≦*) 個人的には、「熊が火を発見する」が一番気になるんですけど、 火をかざしてくれる優しい熊さんが登場するなら、 心が温かくなるようなお話なのかと思ったら、 ちょっとほろ苦なお話なんですね~。 後は、「英国航行中」も気になります! 思わず、英国に足がはえて歩きだす場面を 妄想しちゃいました(笑)(*^m^*) 早速、読みたい本リストに入れておきますね♪ 近いうちに、ひとりこっそりとげらげら笑いながら読んでみようと思いま~す(^^)/
まる811さん
こんばんは~★ いや、楽しい本ですよ。お勧め。 是非是非、この楽しさを共有したいです^^ ***** そうなんですね、自分はあんまり笑わない方ですね。 でもたまには・・・
柊♪さん
こんばんは~★ とにかく楽しい一冊です。難しいところなんてないです。 奇想コレクションの中でたしかに、なに言っているのか解らない話もありますが、これは平気です。 ほんと笑えました。是非読んでみてくださいね。
nanaco☆さん、こんばんは~★
これは自信をもってお勧めできます? 絶対、面白いです。 奇想コレクションを読んでいてほんとに良かったと思える本です。(どれも好きなんですが・・) お初の作家さんもこのシリーズでは安心して読めますよ・・
miwa125さん
こんばんは~★ コメントありがとうございます。 ほんと楽しい話です。最初の熊が火を発見するから、もうそのまま最後までいきます。最高な一冊だと思います。 miwaさん、是非読んでみてくださいね。そして奇想コレクションファンになりましょう・・・
日向さん、先程「ふたりジャネット」のレビューUPしたので、
TB頂いていきますね~♪ いや~面白かったです!本当にありがとうございました(*^▽^*) 熊の話、なんかホロリときちゃいますよね。 「未来からきたふたり組」は、ほんのり恋愛色のあるSFでこれまた好きなお話でした。 でもやっぱり万能中国人ウィルスン・ウー!何度ニヤニヤした事か…。 ウーと友達になりたいと、心から思いました(笑)
nanacoさん、感想、拝見しました!
楽しまれたみたいで凄く嬉しいです。。 装丁も華やかで並べると綺麗ですよ~是非他のも・・・ と書きましたが、最近は文庫化も3冊ほどされてて文庫でもいいかも・・・ スタージョンはちょっと前に文庫化されましたが、最近、ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」とコニー・ウイリスの「最後のウィネベーコ」が文庫に・・・・文庫になるのに短編が追加になってて単行本をもってても買いたくなる・・・・・ 2013-02-17 Sun 20:27 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
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著者:テリー・ビッスン
評価:
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
本邦初のテリー・ビッスン短篇集。サリンジャー、ピンチョンら有名作家たちが続々と
2013-02-16 Sat 23:19 ++薫風日記++
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