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「パニックの手」ジョナサン・キャロルを読みました! 「本日の1冊(13748)」


パニックの手
著者 ジョナサン・キャロル 浅羽莢子(訳)
創元推理文庫
評価 ★★★★☆

やっぱり、ジョナサン・キャロルはジョナサン・キャロルです?
シオドア・スタージョンが分類不能な独自の世界を持っている様にキャロルも独特です!

凄く好きです。自分にとって小説の(機械蜘蛛の塔、書いてなくてごめんなさい・・)手本と思えるのがキャロルやスタージョン。
(国内作家では津原泰水さん、小林泰三さんの両やすみさん??いやほんと)

■おやおや町
 新しくきてもらったお手伝いさんは掃除の天才。
 「これはどうしますか?」と差し出すものは、懐かしい過去を呼び戻し、二人の生活を豊かにする。しかし、次から次にでてくるガラクタの中に・・・。そして彼女の正体は?
 傑作。神様の話でもあります。この短編集の中で一番好きかも

  
■パニックの手
 汽車の中の美貌の親子。娘は黙ったまま。美しい母親にぼくは誘惑される。ぼくは逃げ出そうとすると、娘は吃音でいかないでと。親子の驚愕の秘密は・・・(驚きますよ、きっと)

■フィドヘッド氏
 これが一番、キョロルぽいかも。
友人からもらった金のイヤリング。彼女が自分でつくったと言う。あるとき、貴金属店でおなじイヤリングを見る。その価格はとても一般庶民の手が届くものではない。
 友人に改めて聞くと彼氏(これがフィドヘッド氏)が作ったとの事。その彼氏は友達が不幸な時に現れる不思議な人だった。その彼氏にいつしか・・・。そして・・

どれも面白いですよ~。
キャロル、残酷。
ダーク・ファンタジーと言われている意味を改めて感じました。

この本、単行本から文庫化にさいして二分冊されてます。
もう一冊が「黒いカクテル」 こっちも積読なので読みます^^

キャロル、未読の方はこの「パニックの手」で試してみてください。
そして、好みに合えば「死者の書」やその他の長編を手にとって愕いてみてください^^
ファンになれればいいな・・

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
黄昏の列車のなかで、ぼくは目を瞠るほど美しい親子と同席になった。妖艶で饒舌な母親と、うまく舌が回らず涙ぐむ娘。だが母親が急にぼくを誘惑しはじめ、逃げようとしたとたん、「いか、か、か、かないで、お願い!」娘が腕にかじりついてきた…。物語に潜む“魔”が筆舌に尽くしがたい余韻を残す表題作をはじめ、世界幻想文学大賞受賞作「友の最良の人間」など全11編を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
フィドルヘッド氏/おやおや町/秋物コレクション/友の最良の人間/細部の美しさ/手を振る時を/ジェーン・フォンダの部屋/きみを四分の一過ぎて/ぼくのズーンデル/去ることを学んで/パニックの手

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
浅羽莢子(アサバサヤコ)
東京大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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作家カ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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コメント

日向さん、おはようございます~♪

これ、やっぱりすごく面白そうです!
どのお話も、どんな結末が待っているのか気になって仕方ありません(><)
特に表題作……この母娘は何者?あらすじを読んでいるだけでも鳥肌が立ちます(笑)

キャロルはまだ「死者の書」しか読んだ事がないのですが、あの世界観は凄く好みでした☆
次のキャロル作品はこの「パニックの手」に決定です~(*^^*)
日向さんのオススメ本、いつもハズレがないので嬉しいです!
2010-11-28 Sun 07:16 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんにちは~★
今日は暖かいです!
本格的な冬がだんだん近づいてきてます。(冬が来る・・・スターク家の家訓みたい)

キャロルの作品、いつも驚きます。毎回、今回はどんな仕掛けって楽しみです。あの愕きが短編でも楽しめました。
面白かったですよ~
2010-11-28 Sun 14:14 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
日向さん、こんばんは~(^^)

ジョナサン・キャロル、私的にはお気に入りの作家さんなので
次に読む本をいろいろ手に取ってみるんですけど、
結構、作品が多くてどれにしようか迷っていたところです~(^_^;)
この作品も凄く面白そうですね~^^
特に気になるのが「おやおや町」かな♪
ガラクタから何が出てくるんでしょう…?
そして、お手伝いさんの正体は…あぁ、気になる!!(><)
さっそく、マイ読みたい本リストの仲間に入れておきますね~(^^)/
2010-11-28 Sun 18:09 | URL | miwa125 [ 編集 ]
miwa125さん、こんばんは~★

おやおや町、面白かったですよ。
キャロル、面白いですね。この本は読みやすかったし面白かったのでキャロルファンならお勧めですよ。
2010-11-28 Sun 20:36 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんにちはー☆プチお久です~☆

日向さんの小説の手本ですか!これは読まなきゃですね!
ジョナサン・キャロル、未読なのでオススメ通りこの本から入ることにします。
パニックの手、黒いカクテル、両方とも表紙も素敵~♪
2010-12-04 Sat 12:46 | URL | まる811 [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは~。ちょっとお久しぶり!

キャロルは不思議な魅力があります。
この短編集からはいればその魅力が解ると思いますよ~
まるさんの感想どんなか知りたいですよ~
2010-12-04 Sat 22:09 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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