輝く断片のあつめかた

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「バレエ・メカニック」津原泰水を読みました。 「本日の1冊(13748)」


バレエ・メカニック
著者 津原泰水
早川書房 想像力の文学
評価 ★★★★★

”綺譚集”で見事にはまってしまった津原さんの最近作です。
今回もその美しいイメージと幻惑され理解が追いつかない展開に魅了されっぱなしでした。

眠り続ける芸術家の娘、理沙。彼女の見せる幻影が実体化する東京。
巨大蜘蛛がビルの間を歩く。それを馬車で追う父。

でてくる登場人物がみんな癖があって、魅力的です。

この中で大戦中、殺戮兵器の開発の影で実は、ブラジャーが発展した話。それとかけて三章で登場する帽子が不死を創造していいじゃないかとの展開は驚く。

死が重要なテーマとなっています。最後トキオと犬の姿をしたムックとの出会いには泣きました。

暫く津原さん、追いかけようと思います。次は”蘆屋家の崩壊”を読もうと思います。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
造形家である木根原の娘・理沙は、9年前に海辺で溺れて以来、昏睡状態にあった。「五番めは?」─都心での商談後、幻聴らしき言葉を耳にした木根原は、奥多摩の自宅へと帰る途中、渋滞の高速道路で津波に襲われる。担当医師の龍神によれば、昏睡中の理沙の夢想が東京に異常事態を引き起こしているというのだが…稀代の幻視者があまりにも精緻に構築した機械じかけの幻想、全3章。
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作家タ行 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

そうそう、日向さんが紹介されていた「綺譚集」!
読みたいと思って行きつけの本屋さんに探しに行ったのですが、在庫がなくて…^^;
「蘆屋家の崩壊」だけはあったのですが、まずは日向さんの感想を伺ってからにしようかと☆
とりあえず読みたい本リストに追加しています。

「バレエ・メカニック」も奇想天外でおもしろい作品のようですねぇ(*^^*)
巨大蜘蛛がビルの間を歩くなんて、日向さんが好きそうな設定ですね(笑)
まずは「綺譚集」ですね!近いうちにネットで注文しようと思います。

※そうそう、今日道尾さんの「鬼の跫音」GETしましたよ~~♪
表紙だけで既に恐ろしそうですが…(笑)読むのが楽しみです!^^
2010-02-07 Sun 19:26 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは~★
綺譚集」好き嫌いが分かれそうな本です。というより、津原泰水さん自体がかもしれません。

「蘆屋家の崩壊」、近々読んでみますね!

鬼の跫音 怖かったですよ~この中では絵を題材にした作品が好きです!
2010-02-08 Mon 17:35 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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