輝く断片のあつめかた

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「虹子の物語第2部 卒業」第17回 「連載小説を書いてみようv(41975)」

こんにちは~☆

虹子の物語 第二部 17回です。
今回は学園祭当日、とても楽しく書けました!!
読んでくださる皆さんにも楽しさが伝わればいいなと思います。(*^_^*)

是非、感想や応援をお願いします



虹子の物語第2部 第17回

 学園祭当日まで何事もなく過ぎた。ヒロは毎日、紅葉の家に遊びに来ていた。斎藤もヒロの母親も、特に変わったこともなく、ヒロは明るかった。アルフと遊んでいても、ほんとうに楽しそうだった。
 楽しみにしていた土曜日がやってきた。紅葉と虹子は朝から学校に行った。ヒロは紅葉の母、紫と学園祭に行く事になっていた。

 「おはようございます!紅葉お姉ちゃんのお母さん、いますか?」
 「ヒロ君、待っていたわよ。今日はほんとに楽しみね。おばさんも、紅葉の学校の学園祭に行くの楽しみにしていたのよ」アルフも飛びつくようにヒロの足元に走り、周りを回っている。ヒロがアルフを抱き上げるとアルフはペロッとヒロの頬をなめた。
 「直ぐに行く?休まなくても平気?」
 「うん、平気だよ。直ぐに行こう」ヒロは本当に嬉しそうで腕の中のアルフも一緒になってはしゃいでいる様に見えた。
 「ほんの少し待っててね。すぐ用意するから」紫は少しあわてながら身支度とバックを用意した。鏡台にちょっと顔を映しただけで直ぐ家をでた。

 紅葉の家から中学校までは徒歩で二十分くらいかかった。今は紅葉の体内にいる紫の分身の蜘蛛が紅葉に家を出たことを伝えた。
 何でもない街の風景、秋の色に染まった街路樹。その影。風にそよぐ木々の葉。車の騒音。ざわついている街の音。ヒロにとっていつもの日常が今日は特別なものに見え聞こえた。自分にとって新たな門出の様なそんな気がしていた。ただ、学園祭に行く事だけの事なのに。
 「ヒロ君。楽しみだね。実はね、学園祭に行くのはじめてなのよ。だから私も凄く楽しみなの。きっとヒロ君と同じくらい」
「おばちゃんも初めてなんだ?うん凄く楽しみだね」
「アルフ重くない?変わってあげようか?」
「大丈夫。アルフと一緒の方が良いんんだ」
「そう?じゃあ、疲れたら言ってね」

 二人で歩いていても嬉しくて、直ぐに学校に着いた。門の所に虹子と紅葉が待っていた。
「ヒロ君、お母さん。こっちこっち」「ヒロ君!」二人が同時に声をかける。
 紅葉はずっと紫とヒロの会話を聞いていたので(体内の紫から)ヒロのそしてアルフの母の楽しげな気持ちが伝わってきていた。なので自分まで、何時になく気持ちが弾んだ。
「お腹は平気?お昼にはもう少し時間があるから見学しようよ。それで良い?」

 学校内は学園祭特有の活気に満ちていた。ヒロは目を丸くしてあたりを見ている。少女たちが早速アルフを見つけ、口ぐちに「可愛いね」と声をかけてくれる。中にはアルフだけでなく、ヒロの頭をなでる子もいた。そんな事もヒロには初めての経験だった。そして決して厭ではなかった。

 美術部の展示。
 ギター同好会の素敵な演奏。
 写真部の街や人々を映した展示。
 幽霊屋敷。
 歴史部の郷土にまつわる展示。(土蜘蛛を祀った神社の紹介もあった!)

 ヒロには、そして紫にも凄く新鮮で楽しくて若い力が伝わってきて、楽しい時間。

「幽霊屋敷どうだった?怖かった?」
「うん。怖かった。けどアルフが吠えないかそっちの方が心配で・・・」
「お母さんは?」
「学園祭がこんなに楽しいなんて知らなかった。大したものね。見直しちゃったわ」
「よかった。そろそろお腹すいたでしょ?ちょっとしたら私たちのクラスに来てね」そう言うと紅葉と虹子は小走りに自分たちの教室の方に向かっていった。

 ヒロと紫が紅葉たちの教室に行くと二人は可愛らしいエプロンを着て待っていた。焼きそばのソースのおいしそうな香りが漂っている。アルフがクンクンと鼻を鳴らしている。

「こっち、特別席を用意したよ」虹子がヒロと紫を案内した。紅葉がサイダーをヒロにコーヒーを紫に持ってきた。
「メニューは焼きそばしかないけどとっても美味しいですよ。直ぐ用意できますますのでまっててくださいね」虹子が店員になりきって言う。
 紫とヒロも二人にあわせ客になってまっている。ヒロはそんな雰囲気がおかしくてくすっと笑った。

・・・・つづく・・・

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創作 | コメント:8 | トラックバック:0 |
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コメント

日向さん、おはようございます~^^
とうとう学園祭当日ですね!皆にウキウキした気分が伝わってきました♪
ヒロ君もアルフも、自分達が歓迎されていると知って嬉しかっただろうなぁ(*^^*)
家ではいつも邪魔者扱いされていたから…(泣)

>土蜘蛛を祀った神社の紹介
おぉっそんなものまで!この学校の学園祭は充実していますねぇ。
こんな楽しい時間がいつまでも続けば良いのにな、と思います^^

>何でもない街の風景、秋の色に染まった街路樹。その影。風にそよぐ木々の葉。…
こういう描写がすごく好きです☆
何故だか紅葉や虹子の姿を想像する時って、秋の柔らかい日差しの中なんですよねぇ(*^-^)
第18回目も楽しみに待っています!!
2010-01-31 Sun 09:20 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
こんにちはー☆
なかなか遊びにお邪魔できずにすみません~。
学園祭、待ってました~♪
ヒロ君が楽しい様子が伝わってきて、わたしまでワクワクしましたよ~。
「新たな門出」という言葉に一体どんな意味があるのか、
ヒロ君にとってこの学園祭がどんな意味を持つのか、いい意味でかそれとも…?
この後なにが起きるんでしょう…次も楽しみに待ってます♪
2010-01-31 Sun 17:02 | URL | まる811 [ 編集 ]
こんにちは~♪

>読んでくださる皆さんにも楽しさが伝わればいいなと思います。(*^_^*)
日向さん、学園祭の楽しさ、
ひしひしとこちらにも伝わってきましたよ~♪
ヒロくんはもちろん、虹子と紅葉のとっても
一生忘れられない楽しい思い出になりそうですね(*^^)v
くすっと笑ったヒロくん、きっと可愛いでしょうねぇ(*^_^*)

学園祭が終わったら…またイヤな想像をしてしまいそうですけど、
ヒロくんなにも悪いことが起こりませんように☆
次回も楽しみにしていますね~(^^)/
2010-01-31 Sun 17:04 | URL | miwa125 [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは~★

皆の楽しげな雰囲気が伝えられたいいなと思いながら、書いている自分自身も凄く楽しくなった回でした。物語を作るって、楽しいな・・・そして大変。
実は今、虹子の物語とちょとリンクしている話を考えています。紅葉たちが希望している高校の女生徒のコンビが活躍する話です。この中の一人が不思議な能力をもっている、ちょっと得体のしれない女の子(名前を考えているところです)。紅葉たちの一年先輩なんです。新しい話を進めるためにもこの2部を頑張って進めますね。
2010-01-31 Sun 18:27 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは~★

どうしてますか?忙しそうですね。ゆっくりでいいのでまた来てくださいね(*^_^*)読んでいただいているだけで嬉しいです!

今回はとても楽しかったです。
今までの虹子の物語の中でも、一番かな?
2010-01-31 Sun 18:34 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwa125さん
こんばんは~★

今回は楽しい回になって、自分でも嬉しいです!!
ヒロとアルフの笑顔を想像するとウキウキしてきます。

これからどうなるのか、このまま平和に過ごしてほしいのですが。

また宜しくお願いいたしますね。
2010-01-31 Sun 18:37 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
またまたお邪魔しま~す♪

>紅葉たちが希望している高校の女生徒のコンビが活躍する話です。
おぉっ不思議な能力を持つ女の子の話ですか!面白そう~(*^0^*)
次はどんな子が出てくるんだろう、、、色々妄想しちゃいます。
構想を練るのは大変ですけど、面白いですよね☆
楽しみに待っていますよ~^^
2010-01-31 Sun 20:19 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは~★
コメント、ありがとうございます!

ちょっとダークな感じの子を考えています!!
第二部が終わるか終らないか位に始めますね。
期待を裏切らない様に頑張ります。
2010-01-31 Sun 21:38 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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