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「NOVA1」大森望責任編集を読みました!! 「本日の1冊(13748)」


大森望責任編集
河出文庫
評価 ★★★★☆

新作10編の書き下ろしと伊藤計劃氏の絶筆を収録したSFアンソロジーです。

凄く楽しめました!

田中哲弥”隣人”
 閑静な田舎に越してきた一家のとなりに越してきた隣人は不条理きわまりない。
牛や豚や鶏・・を飼っていてその糞の臭いこと。
その糞を始末するのにあくせくする毎日。
その隣人、どこか変。行動だけでなく容姿まで。娘や嫁までが隣人に取り入れられてしまって、だんだん変わっていく。やがて主人公まで・・。臭ってきそうでした!!

斎藤直子の”ゴルコンダ”
 これは面白かったです。家にかえってみたら嫁さんが28人に増えていてめちゃくきゃ。その原因は・・・呪いの・・・不幸の・・・。もう最高!!

七歩跳んだ男(山本弘)
 月面でおこった事件は、初の殺人事件なのか?被害者は何故、宇宙服を着ないで月面にでたのか?それはカルトなトンデモな主張を信じていたからなのか・・・

屍者の帝国(伊藤計劃)
 絶筆。屍者を蘇らせる事ができる英国を舞台にこれからどんな物語が展開する予定だったのだろう。読めない事が悲しい。

エンゼルフレンチ(藤田雅矢)
 宇宙を舞台に壮大な愛の物語。死してなお愛は続く・・・うわっ!!

忘却の侵略(小林泰三)
 姿なき侵略者が既にいたるところに・・観察する事で確定する姿なき敵と対決する主人公は自分と対話しながら追い詰めていく。・・・シュレデンガーの猫ネタ。面白いです。

自生の夢(飛浩隆)
 世界は忌字禍(いみじか)により、書きかれられようとしている。この怪物を滅ぼすため希代の殺人者(会話するだけで相手を死に追いやる事ができる天才作家)を死の世界から呼び戻す。果たして世界の改編を防ぐことが・・・。これがこの本の中で一番か?



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
本格、奇想、幻想、純文学、ミステリ、恋愛…SFというジャンルが持つ幅の広さと可能性を詰め込んだオリジナル・アンソロジー。完全新作10編+伊藤計劃の絶筆を特別収録。
【目次】(「BOOK」データベースより)
社員たち(北野勇作)/忘却の侵略(小林泰三)/エンゼルフレンチ(藤田雅矢)/七歩跳んだ男(山本弘)/ガラスの地球を救え!(田中啓文)/隣人(田中哲弥)/ゴルコンダ(斉藤直子)/黎明コンビニ血祭り実話SP(牧野修)/Beaver Weaver(円城塔)/自生の夢(飛浩隆)/屍者の帝国(伊藤計劃)
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作家ア行 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

おぉ、こんな書き下ろしのSFアンソロジーもあるんですねぇ。
どれも不思議な世界に迷い込んでしまいそうで、すごく面白そうです!!
個人的にはやっぱり「屍者の帝国」が気になります。
伊藤計劃さんは未読ですが、積読の「ハーモニー」でハマってしまったら怖いですねぇ。
だって、2、3冊…ぐらいしか読む事ができないんですものね??(T_T)

田中哲弥さんの「隣人」も気になります☆
"糞を始末するのにあくせくする毎日"…に思わず笑っちゃいましたが、
何だか恐ろしい結末が待っていそうですねぇ。
2009-12-19 Sat 18:11 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは~、コメントありがとうございます。

伊藤計劃さんのハーモニーは傑作です。どんな感想をもたれるのか楽しみにしてますね~。
もう読めないと思うと悲しいです。

隣人・・・奇想天外なお話で結構好きです。
最後、恐いです。面白かったですよ。
2009-12-20 Sun 18:28 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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