輝く断片のあつめかた

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「綺譚集」津原泰水を読みました!! 「本日の1冊(13748)」


綺譚集
著者 津原泰水
創元推理文庫
評価 ★★★★★

 最初の天使解体 、残酷なのに美しい世界を造り上げています。あらすじを書くと左右対称なものに美しさを見出す、精神症の主人公。その目前で少女が撥ねられ、死亡する。運転してした男と二人、死体を運ぶことになるのだが、その死体の写真を撮っているうちにエスカレートして、死体をシンメトリーに解体していく・・・・。怖いです。残酷なのですが不思議な世界に連れて行かれます。

玄い森の底から は 殺された、書家の女性の弟子の回想。死体が回想しているので、すごく不思議な感覚に陥ります。

一遍一遍は短いのですがどれも深い話。不思議な話ばかりです。

好きなのは 玄い森の底から 赤假面傳 脛骨 ・・・・などなど。

こんな話が書きたいな~ と思いました。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)

津原泰水さんはアンソロジーに収録された短編を読んだことがあるだけで単独の本は初めてです。

これはうまさと幻想的描写がとても合致していて凄い作品だと思います。好きな本となりました。

天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。―綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の十五篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。

【目次】(「BOOK」データベースより)

天使解体/サイレン/夜のジャミラ/赤假面傳/玄い森の底から/アクアポリス/脛骨/聖戦の記録/黄昏抜歯/約束/安珠の水/アルバトロス/古傷と太陽/ドービニィの庭で/隣のマキノさん



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作家タ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

日向さん、おはようございま~す♪
おぉっ、5つ☆きましたね!! タイトルからして、もう好きな匂いがプンプンしてきます(笑)

死体をシンメトリーに解体していく…!!!
それだけ読むとあまりの残酷さにギョッとしますけど、
装丁の幻想的な雰囲気からして、それだけでは終わらない作品なんでしょうねぇ。
死体が回想していると聞くと、乙一さんの「夏と花火と~」を思い出します。

ひとつひとつのタイトルが素敵ですね♪
個人的には「玄い森の底から」「アクアポリス」「ドービニィの庭で」あたりが気になります。
日向さんのオススメだし、これも絶対読みますね~ヽ(*^^*)ノ
2009-11-28 Sat 07:36 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
残酷なのに美しい…うーん、惹かれます(笑)
読んでみたい~と思いつつなかなか手に取る勇気が出ず気おくれしてる小説です。
柊にも堪能できるでしょうか~☆
2009-11-28 Sat 09:38 | URL | 柊♪ [ 編集 ]
nanaco☆さん
おはようございます!

恐いだけでなくて、色々な要素がまじりあった短編集でした。きっと、気に入るのではと思います。

面白かったです。(*^_^*)
2009-11-28 Sat 09:39 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
柊♪さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。

中には合わないのがあるかと思うのですが、数編読めばきっと、これは凄いのではなかろうかと感じるのがあると思いますよ。是非手に取ってみてくださいね。
2009-11-28 Sat 09:46 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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