輝く断片のあつめかた

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「人の痛みを感じる国家」柳田邦男を読みました。 「本日の1冊(13748)」


人の痛みを感じる国家
著者 柳田邦男
新潮文庫
評価 ★★★★★

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

匿名で中傷や攻撃を繰り返す人々、ゲームに汚染され、心の発達が止まった子供たち、他人の痛みにまったく鈍感な役人や企業…日本人の精神は、どこまで壊れてしまうのか?組織の一員としてではなく、被害者やその家族だったらどう感じるかという視点を持つことが何より大事である。ネットやケータイの弊害を説き続ける著者が、大切なものを見失ってしまった日本人に警鐘を鳴らす。

柳田さんの本は壊れる日本人からずっと読んでます。

携帯電話、インターネット、ゲーム、虚構と現実の境界をうまく引けない子供たち。
ゲームの殺伐とした世界観で人生を疑似体験し、こころの成長がねじ曲がってしまう子供たち。

携帯電話の軽すぎるコミュニケーション、今言わなくても、メールしておけばいいや、直接いわなくても、メールで謝ればそれですんでしまう。

文字でのつながりだけでいて、イザ当人を前にすると竦んでしまう。

また、インターネットの匿名性を隠れ蓑に、普段では絶対言うことができない様な誹謗中傷や攻撃を喜々として繰り返す人々。

意見の対立ではなく、攻撃する事を楽しんでいる様に映る。
価値観の違いは、攻撃対象なのか・・そんな人と人を簡単に区別してしまう事象を生むのが匿名での攻撃ではないか。

日本人のある意味いいところである、曖昧さを許さず、正しいか間違っているかを迫る。

世界はそんな単純ではないと思う。境界線を引けない事ばかりだと思う。だから、悩む。
それが大人にしていく、成長していくことではないかと思う。

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作家ヤ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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コメント

おっおもしろそうですね!!最近ノンフィクがマイブームですので、今度本屋で探してみます★
2009-11-17 Tue 20:56 | URL | さゆみ1194 [ 編集 ]
日向さん、こんばんは~♪
柳田邦男さん、お名前だけはよく聞きますが未読です^^

>ゲームの殺伐とした世界観で人生を疑似体験し
思わずギクッときました(笑)色んな意味でゲームって恐ろしい…
一度ハマるとやめられない所がまだツライですねぇ。

>意見の対立ではなく、攻撃する事を楽しんでいる様に映る。
ヤ○ーとかのコメント欄をたまに眺めているとよくそんな事を感じますねぇ…
記事そのものよりも、相手を傷つけて楽しんでいるみたいで。
もちろんネットで得られる物も多いですけど、直接の人間関係も大事にしたいですよね(*^v^*)
2009-11-17 Tue 21:36 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
さゆみ1194さん
こんばんは~★
コメントありがとうございます。

良いですよ。携帯やネットやゲームの影響をほんとうに心配して書かれてます。
2009-11-17 Tue 21:56 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
nanaco☆さん
特に成長過程で、ひととのコミュケーションが必要です。そんな時期をゲームで家に引きこもっていたら、必要な感情を育てる機会をなくしてしまいます。
そんな世界の危機をひしひしと感じさせる本でした。
2009-11-17 Tue 21:58 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんにちはー☆
匿名性があるからこそ、飾らず思ったままを言えるっていうのはネットの利点だと思うんですけど、
攻撃して終わり…じゃ、コミュニケーションもあったもんじゃないですねぇ。

>境界線を引けない事ばかりだと思う。

確かにそうですよね…。
わたしもゲーム好きなので、現実でちゃんと人と関わっていられれば、
せめて虚構と現実の区別くらいはつくんじゃないかと思いたいです…。
2009-11-18 Wed 16:01 | URL | まる811 [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは~★

柳田さんの本を読むと本当に日本の将来を憂いているのがわかります。

便利になると失うものがある。
このことを考えずにはいられません。
2009-11-18 Wed 20:48 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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