輝く断片のあつめかた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

「ほんとうの世界 第3回」 「連載小説を書いてみようv(41975)」

皆さん、こんばんは~

ほんとうの世界 の3回目をお届けします。

虹子の物語の9回目は少しお待ちくださいm(__)m

こちらの連載を先に終了させたいと思います。
予定ではあと2回で終了です。
次々回です。

是非、感想を教えてくださいね。


 第3回

商店街に向かう。今日の夕飯の献立の話をする。
「何を食べたい?」なおが言う。さっきから奈緒なのかナオなのかを悩んでいた。だから奈緒にもナオにも変換されなっかった。なおだった。第三のなお。容姿は奈緒であり、ナオだった。しゃべり方や性格もどちらのなおも似ているのとナオの方はもうはっきりと思い出せない。だから、すべてのなおが同一の様に感じられる。

 唐突に蛇の脱皮する映像が頭に浮かんだ。その昔、蛇は永遠の生命のシンボルとされていた。抜け殻を脱ぎ棄て新しい生命に生まれ変わる。日本の何かの古典に、女性は血を流し生まれ変わるとあったのではないか?あれは源氏物語かなにか。それとも中国の怪異譚か。生殖能力があるのは女性である。だから女性は生の象徴。その生命の象徴と生まれ変わりが頭の中で重なる。

ナオが皮を脱ぎしてて奈緒になる。そしてこんどはなおに。馬鹿なそんな事がある訳がない。しかし、そのイメージを打ち消すことはできなかった。ナオ、奈緒、なお・・もし、なおがナオからの生まれ変わりなのだとするとどうなる?

そして本人はそれをっているのか、それとも知らないのか。なおの顔を凝視する。なおは、いつもと変わらない。なにも変わらない。なおに問いただそうか?君はなおなのか?

「ねえ、何を食べたい?」もう一度聞かれた。すっかり考え込んでしまっていた。だから反応が遅れた。

「え?夕飯?昨日飲み過ぎたから、重くないものがいいな」
「お刺身にしましょうよ」
なおの提案で最初に魚屋に向かう事にした。

「奥さん、今日も活きのいいのがはいってるよ。綺麗な奥さんには勉強しとくよ」

「ナオ、ここには良く来るの?」少し、気恥ずかしくて、後ろから小声で聞いた。
「ええ、よく来るよ。お魚を買うときはだいたいこの店よ」

見ていた。見ていたが店の主人の言動におかしなところは感じられない。自然だった。
その後、行った八百屋も総菜屋も皆、同様にナオと会話していた。

ああ、ナオは本当に生き返ったのか?

夕食を家で二人で食べた。そのあと酒場に向かったがあの古い友達である老紳士には会えなかった。

そうだ明日、図書館に行き妻の事故を新聞で調べてみよう。

 なおと食事の後、テレビを見ていた。
「ねえ、私、先にお風呂に入って良い?なんか、疲れてしまって」
「いいよ。僕はこのドラマが終わってから入るから」本当はドラマなんかどうでも良かった。なおが風呂に入れば一人になれる。結局、なおに生き返りの事を聞くことはできなかった。そんな事をずっと考えていた。

 なおがお風呂からでてくる気配がした。なおが部屋に入ってくる。一糸まとわぬ姿で。
妖艶なすがたに目を奪われる。なおは黙って私の横に座った。見つめる。その瞳に吸い寄せられる。なおの両腕が私を捉える。なおは美しかった。前より綺麗ではないのか?なおの妖艶な姿に魅せられて、いままで悩んでいたことは何処かへ飛んでしまった。なおを抱きしめた。溺れるようになおを抱きしめた。昼間の蛇のイメージが突然飛来し、なおの白い肌を凝視した。どこにも変なところはなかった。

 翌日は土曜日で会社をは休みだった。なおのつくる朝食を食べ図書館に向かった。図書館に着くと早速新聞を調べた。地方紙には必ず載っているはずだった。事故は一か月前の15日、当日の記事をくまなく探す。事故の記事はなかった。歩道に突っ込んできた暴走トラック。歩道を歩いていた三人が犠牲なった。しかしそんな記事はどこにも載っていない。念のため前後の一週間の新聞もチェックする。なかった。これはどういう事だ。

・・・つづく・・・・
ほんとうの世界4回へ
スポンサーサイト

創作 | コメント:8 | トラックバック:0 |
<<「ほんとうの世界 第4回」 「連載小説を書いてみようv(41975)」 | ホーム | 「ほんとうの世界 第2回」 「連載小説を書いてみようv(41975)」>>

コメント

こんにちはー☆
日向さんの思惑通り、ますます頭が混乱してきました。
事故がない、ということは本物?というかそもそも本物ってなんだ?
ううぅぅぅぅぅぅぅぅxぅ~~~…ん………
おとなしく続きを楽しみに待ちます。笑
2009-11-16 Mon 12:39 | URL | まる811 [ 編集 ]
こんばんは~♪
わぁ~、何だかスゴイ展開になってきましたね^^
なおとナオと奈緒…何だか頭が混乱しそうです(^_^;)
でも、ワクワクするくらい面白くなってきましたね♪
蛇の映像が何だったのかも気になります。
第4回も楽しみに待ってますね(*^^)v
2009-11-16 Mon 18:20 | URL | miwa125 [ 編集 ]
日向さん、こんばんは~♪
続き楽しみに待っていましたよ!!ヽ(*^^*)ノ

ぬぬ、事故はなかった=奈緒は死んでいない=自分の記憶は何と疑っちゃいそうです。
こんな状況に陥ってしまったら、全てが信じられなくなりそうですねぇ…
他の全てがまやかしでも、自分の記憶だけは信じたいものですよね。
何らかの存在によって記憶が操作されているのか、それともパラレルワールドに??
うぅ~続きがすっごく気になります(><)

「ゾティーク~」を読み終えたばかりだからか、
妻が何かこの世ならぬものに豹変するんじゃないかと、内心ビクビクしています……(笑)
妖艶で美しきラミアの事が頭から離れなくて^^;
2009-11-16 Mon 19:58 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは~★
おやすみなさい・・・じゃなくて感想ありがとうござます。

この話の決着は実は何組か考えているのですが決めていないのです。

幻想的、SF的、怪奇的・・りドルストリー的

だけど、夢落ちだけはないのでご安心を・・・(*^_^*)今週末には終わらせるつもりです
2009-11-16 Mon 22:35 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwa125さん
こんばんは~★
感想凄く嬉しいです。(*^_^*)

できるだけ訳のわからない展開にしようと思っていたのですが、収集がうまくつけれるか不安になってきました!!どうする自分・・
2009-11-16 Mon 22:36 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは~!

それいいですね。奈緒がいつのまにかこの世のものではない妖女に変わっている・・・そしてこの世の男たちを喰らう・・・そして新たな世界の創造主となるなんていいかも・・・いつかこのアイデアでひとつ書きたいです。(*^_^*)
続きも宜しくお願いしますね(*^^)v
2009-11-16 Mon 22:40 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
日向さん、こんばんは。
本当にこれはどういうことなのでしょう?
思わずプリントアウトして読んでしまいました。
“抜け殻を脱ぎ捨て新しい生命に生まれ変わる”というのはいいですね。哀切に満ちたお話のなかで一抹の光を感じさせてくれました。尤もそれもあと2回であっさりと裏切られてしまうかもしれませんが…。
次も楽しみにしています。
2009-11-16 Mon 23:02 | URL | Alice [ 編集 ]
Aliceさん
こんばんは~
感想ありがとうございます。
読んでいただきすごくうれしいです。
結末は何パターンか考えているのですが決めてません(*^_^*)
悩んでます。また読んでくださいね。
2009-11-17 Tue 21:52 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。