輝く断片のあつめかた

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「ペルディード・ストリート・ステーション」チャイナ・ミエヴィル読みました! 「本日の1冊(13748)」


ペルディード・ストリート・ステーション
著者 チャイナ・ミエヴィル 日暮雅通(訳)
早川書房
評価 ★★★★★++

 凄い。凄い。この世界。猥雑でゴミゴミしていて、その住民たちの多彩ぶり。

人間はもちろん、甲虫の頭をもつ虫人間。サボテンの様な植物人間。水で形が作れる水棲人間。

はたまた、体の一部に色々な生物や他の人間の部分をつけたリメイドたち。

魔術と蒸気駆動のエンジンを搭載した諸々の機械。

バス=ラグ。町の中心に聳え立つ、巨大なペルディート・ストリート・ステーション。

こんな世界の統一場理論の科学者のアイザックのもとに罰として翼をもがれた鳥人間ヤガレクが訪ねてくる。ヤガレクは全財産をアイザックに託し再び空に羽ばたくことを願う。

飛翔の研究をする過程であらゆる空を飛ぶ者たちを集めるアイザック。
その中に得たいの知れない芋虫が・・

最初、育て方が解らない。何も食べない・・やがてある、最近流行りのドラックを食ることがわかる。するとどんどん大きくなって、蛹となり孵化する。

アイザックの留守のとき蛾(スレイク・モス)は飛び去ってしまう。意識のなくなった、一階にすむ科学者をのこして。

スレイク・モスは特殊な研究対象として捕えられていた仲間4匹の元にいき解放してしまう。

やがてニュー・クロブゾン中で精神を吸い取ら、廃人となる人々が続出。
アイザックはヤガレクや地下新聞の編集者等とスレイク・モスを退治しようとする。

いっぽう政府も蛾(スエイク・モス)の退治のため悪魔に頼むのだが断られる。そして次にたのんのが町の異次元に蜘蛛の巣を張る 次元蜘蛛ウィーヴィー。 この蜘蛛の登場時点でもう、無条件に感激!!へへ・・・

その蜘蛛の巣の綻びの原因となっているスレイク・モス。ウィーヴィーとスレイク・モスの戦いはまるで怪獣映画みたいです。

また、意識をもった自動掃除機!たちもアイザック達に接触してくる。

ドラックの闇のボスもからんで、三つ巴、四つ巴の展開に・・・。

この世界が受け入れられる人には堪らなく面白い話です。

長いけど、いつまでも浸っていたくなる世界です。続編も出ているようなので次作も読みたいです。(*^_^*)

SFファンタジーの大傑作だと思います。

”木でできた海”も凄かったけど今年の海外小説、マイベスト!!

ただ、万人のかたに合うかは・・ちょっと??です。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

異端の科学者と翼を奪われた〈鳥人〉の冒険を、唯一無二のスケールで描くダーク・スチームパンク。「バス=ラグ」と呼ばれる蒸気機関と魔術学が統べる世界で、最大の勢力を誇る都市国家ニュー・クロブゾン。その中心には巨大駅ペルディード・ストリート・ステーションが聳え、この暗黒都市で人間は鳥人や両生類人、昆虫型や植物型の知的生命体と共存していた。大学を辞め、独自の統一場理論の研究を続ける異端の科学者アイザックは、ある日奇妙な客の訪問を受ける。みすぼらしい外套に身を包んだ鳥人族“ガルーダ”のヤガレクは、アイザックに驚くべき依頼をする。忌まわしき大罪の代償として、命にもひとしい翼を奪われたヤガレクは、全財産とひきかえにその復活をアイザックに託したのだった。飛翔の研究材料を求めはじめたアイザックは、闇の仲買人から、正体不明の幼虫を手に入れる。そのイモ虫は特定の餌のみを食べ、驚くべき速さで成長した。そして、成虫となった夢蛾スレイク・モスが夜空に羽ばたくと、ニュー・クロブゾンに未曾有の大災害が引き起こされた。モスを解き放ってしまったことから複数の勢力から負われる身となったアイザックは、夢蛾を追って、この卑しき大都市をさまようことになる。翼の復活を唯一の望みとするヤガレクト共に…英国SF/ファンタジイ界、最大の注目作家であるミエヴィルが、あらゆるジャンル・フィクションの歴史を変えるべく書き上げたエンターテインメント巨篇。アーサー・C・クラーク賞/英国幻想文学賞受賞作。

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作家マ行 | コメント:7 | トラックバック:2 |
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コメント

日向さんの感想、今か今かと待っていました!
ひゃ~~凄い高評価♪今年の海外小説、マイベストとまできましたか(><)
そんな絶賛モノの作品なら、読まずにはいられません♪
実は11月にガッツリ本を買う予定なので(nanacoの誕生日なんです。笑)、
その時にこの本も是非購入しようと思います~(*^m^*)

意識をもった自動掃除機なんて、「新世界より」のミノシロモドキみたいですね(笑)
あっちは自走式図書館でしたっけ…^^
この本の装丁を眺めているだけで、どんな世界が待ち受けているのかを想像してワクワクします♪

*そうそう、今「華氏451度」読んでいます☆
いや~この本も面白いですねぇ。これが50年以上も前に書かれた作品なんて!
2009-09-17 Thu 20:05 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
自分の好みにぴったりでした(*^_^*)
猥雑で卑しい人々の住む町で起こる大事件。
魔術と科学と異世界。もう最高でした!
ちょっと長くて冗長と感じなくもないのですがそれもまた良かった。

nanacoさんの感想、是非聞きたいです。

華氏451度、を読まれているんですね。
良かったですね。あの世界もまた幻想的。
2009-09-17 Thu 23:31 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんばんは~♪

わぁ~、今年の海外作品、マイベストですか~♪
それは是非読んでみたくなりますねぇ…(^^♪
日向さんのレビューを伺っただけでも、
面白そうなワードだらけで興味津々です(*^_^*)
意志を持った自動掃除機も気になるけど、
魔術と蒸気駆動エンジンを搭載した機械っていうのが
何だか面白そうですねぇ(^^)
これって、機械が魔術を使うということでしょうか~??
2009-09-18 Fri 18:25 | URL | miwa125 [ 編集 ]
miwa125さん
こんばんは~★

コメントありがとうございます。

いや~、この世界はすごく良いですよ。暗く、ごみごみしていて、退廃的で、なんか、映画のブレード・ランナーの世界みたいでした。

次々に奇怪な人々がでてきて楽しめます(*^_^*)

魔術と機械・・・すみません説明がうまくなくて・・別々です。m(__)m
2009-09-18 Fri 22:44 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
TB
日向さん、こんばんは~^^

遅くなりましたが「ペルディード~」のレビューUPしたので、TB頂いていきますね!
ホント面白かったです。ものすごく自分好みの世界観でワクワクしました(^_-)-☆
続きがあるのなら、ぜひ読みたいですね♪
2012-09-24 Mon 21:19 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanacoさん、TB ありがとうございます!これ最高でしたね~~また読みたいです!!
2012-09-24 Mon 22:13 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
日向さん、こんばんは~(^^)/

『ぺルディード~』、私も読みましたよ(*^^)v
めちゃめちゃ凄い作品でしたね~♪
ただただ圧倒されながら読みました!!
と~っても面白かったです(*≧▽≦*)
面白い本を教えていただいて、感謝、感謝です☆
トラバ、いただいていきますね~(^O^)/
2012-12-26 Wed 17:57 | URL | miwa125 [ 編集 ]

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ペルディード・ストリート・ステーション(上)(下) 著者:チャイナ・ミエヴィル 評価: 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 蒸気機関と魔術学が統べる都市国家ニュー
2012-09-24 Mon 21:12 ++薫風日記++
今回は、チャイナ・ミエヴィル著の 『ペルディード・ストリート・ステーション』という作品を読んでみました。 ブログのお友達の日向さんとnanaco☆さんに紹介していただいた作品で
2012-12-26 Wed 18:34 本を読みましょ
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