輝く断片のあつめかた

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「訪問者」恩田陸を読みました。


訪問者

「訪問者」恩田陸、読了
祥伝社 
評価 ★★★★☆

 やっぱり恩田陸さん、うまいな~。次がどなるのだろうと頁を繰ってしまいます。
 映画監督の峠昌彦が死にその過去を取材のため山荘を訪れる井上と長田。
ついた山荘には朝霧兄弟の面々。そのそれぞれが曲者ばかり。
朝霧家の女帝が同級の峠昌彦の母を支援するために建てた擁護施設。そこで育った峠親子。

 「君は訪問者なのかね?」  山荘にいた千次が問いかける。それは訪問者に気をつけろ!との謎の手紙を事前に受け取っていたから。

 嵐の中、山荘には予期しない訪問者が次々、訪れる。そして、死。
 峠昌彦が撮ろうとしていた「象を撫でる」のシナリオは母の死因を暗示するものになる筈だった。象を撫でる・・・群盲、象を撫でる  多くの盲人が象の一部の触って、そのものから、創造するのでは一部であって、全体を把握することは出来ない。自分たちが一部の事象からその人、事件をあえこれいっても、それはごく一部の事であって、全体を知っていることではない。

 このことわざが有効につかわれてます。
 面白かったです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

山中にひっそりとたたずむ古い洋館─。三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てたその館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督峠昌彦が急死したためであった。晩餐の席で昌彦の遺言が公開される。「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」孤児だったはずの昌彦の実父がこの中にいる?一同に疑惑が芽生える中、闇を切り裂く悲鳴が!冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた…。果たして「訪問者」とは誰か?千沙子と昌彦の死の謎とは?そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った─。嵐に閉ざされた山荘を舞台に、至高のストーリー・テラーが贈る傑作ミステリー。
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作家ア行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

日向さん、おはようございます!!

この作品も恩田さんらしいミステリで、面白かったですよね♪
嵐の山荘、殺人事件というと、一気にサスペンス風になるんですねぇ(^^ゞ
「群盲…」の諺は、恥ずかしながらこの作品で初めて知ったんです…照
この諺を、映画のシナリオに結び付けていたのが、さすがだなぁと思いました。

そういえば今月も恩田さんの新刊が発売されますね♪早速予約しちゃってます^^
2009-06-14 Sun 09:14 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
コメントありがとうございます!
面白かったですね~。

新刊、出るのですか? どんなのかな。楽しみですね。
2009-06-14 Sun 18:19 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんにちはー☆
恩田陸さん、未読なんですが読みたいなぁと思ってる作家さんの一人です。
どの本から入るのがオススメですか?
「常野物語」とか気になるんですがシリーズなんですか?
最近近くの本屋で恩田陸フェアなるものが開催されてるんですが選べなくて…
良かったら日向さんのオススメ教えてください♪

またのちほど虹子と紅葉に会いに伺います~。
2009-06-15 Mon 08:49 | URL | まる811 [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは!!
恩田さんのお勧めですか?
自分の読んだのはまだまだ少ないのですが

六番目の小夜子
球形の季節
麦の海に沈む果実
光の帝国 常野物語

です(*^_^*)夜のピクニックとかまだ読んでいないのたくさんあるんでもっと面白いのがありそう・・。

2009-06-15 Mon 22:21 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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