輝く断片のあつめかた

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「第9回 蜘蛛の女王・・・虹子の物語」 「連載小説を書いてみようv(41974)」

第9回です。実はすごく迷っています。ちがう展開もかんがえていたのですが迷ってこの結果になりました。

それでは第9回です。

今回はあまり、面白くないかも・・・とちょっと不安ですがよろしくお願いします。


第1回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第2回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第3回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第4回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第5回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第6回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第7回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第8回 蜘蛛の女王・・虹子の物語




第9回 蜘蛛の女王・・虹子の物語

(6)紅葉の苦悩

神社の扉が開き、奥の方からなにかゆっくりでてきた。
何が出てくるのだろ?大きな蜘蛛を想像してしまい、体が震えた。

「虹子さん。わたしたちの世界にようこそ」女性の声。暗がりから現れたのは着物姿の紅葉だった。
「えっ紅葉?」思わず前をゆく紅葉をみる。前にも紅葉がいる。

「お母さん」直ぐ前の紅葉が話しかけた。お母さん?こんなに紅葉に似ていたっけ?紅葉の家にいったとき凄く若くて驚いたけど、こんなににていたのか?昨日の事なのに・・。

「虹子さん。紅葉の良き理解者になってね。お願いよ」紅葉の母が言う。黒く長い髪が夜の風にそよぐ。なにかおかしい。
良く見ると腕が3対ある。「えっ」思わず声をあげる。

「何を驚いているの?虹子さん」
「だって腕が・・」
「腕がどうかして」 幻だったのか今は正常な人間の姿。
 ”今、腕が6本あったから阿修羅みたいに・・” 言葉を飲み込む。今、言ってはいけないと心の中の虹子が警告した。

「虹子大丈夫?今日は色々な事があったから疲れたんだよ。ごめんね。早く帰ろう」
「車をすぐ側においてあるから。車で帰りましょう」

「虹子さん。こんな形でなかば強引にわたしたちの仲間にしてしまったことはすまないと思います。でも紅葉が虹子さんの事が大好きだから・・・こんな事、説明しても信じてもらえないと思ったから、行動に出てしまったけど。紅葉を責めないでね。半分は母であるわたしの責任でもあるの。紅葉に薦めたのは自分だから。虹子さんと本当の友達になるには仲間になって貰うのが一番だと」

紅葉の母の運転する車にのり家に帰った。車の中ではみんな無言だった。
母の方を見るのだが先ほどの違和感は消えていた。ほどなく家に着く。
時刻は深夜2時。お風呂に入り紅葉の部屋に泊まる。

「虹子。許してくれる?」紅葉が寝ながら話しかけてきた。
「紅葉。まだ、全部話してくれてないよね。まだ何かあるの?」

「・・・・」暫く無言だった。
「虹子の蜘蛛が今より少し大きく育ってきたら話すわ。その時は蜘蛛に虹子の意志が移り始めていると思うから」
「紅葉。これから私は普通に生活していけるの?普通の人間じゃなくなるの?」

紅葉の目が曇るのがわかった。表情が強張る。泣いているのかもしれない。
やがてしゃくりあげる声が聞こえてきた。

「紅葉。何故泣くの?」
声にならなかった。紅葉は何か話そうとするのだが声にならなかった。虹子は被害者意識があったのだがこれでは主客転倒してしまうと感じた。

「紅葉泣かないで」
「ごめんね。ほんとにごめんね虹子。今頃、後悔しても遅いよね。虹子を巻き込んでしまって」途切れ途切れ言う。

紅葉も相当疲れているらしく、泣きながらいつしか寝てしまった。虹子もすぐ夢の中に落ちて行った。

(つづく)
第10回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
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創作 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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コメント

こんにちはー☆
虹子同様わたしも神社から出てくるのは大きな蜘蛛だと思ってたので一瞬ホッとしましたが、
よく考えるとある意味それよりこわいですね。
紅葉、一体何をまだ隠してるんでしょう…。隠してるというか背負ってる?のかな。
虹子の蜘蛛が成長した時に起きることが早く知りたいような、少し怖いような気がします…
2009-06-03 Wed 12:18 | URL | まる811 [ 編集 ]
こんばんは~♪

神社から出てきたのは、
紅葉のお母さんだったんですね^^
何だかホッとしたのと同時に、
恐怖感も覚えました~^^;
やがて紅葉と虹子も、
ああいう姿のなるのかと思うと、
ちょっと可愛そうな気もしますねぇ(>_<)
紅葉もまだ隠しごとがあるみたいで、
それが何か、すごく気になります!!
第10回の連載も楽しみに待っていますね~(^^)/
2009-06-03 Wed 18:27 | URL | miwa125 [ 編集 ]
日向さんこんばんは^^
今回も、とても楽しく読ませていただきました♪

紅葉のお母さん、さすが貫禄がありますねぇ!!笑
3対の腕は、かなりビックリしましたよ…。そして、紅葉と同じ若くて綺麗な姿。
もしかして土蜘蛛一族は歳を取らないのかしら??
人間の姿と蜘蛛の姿、両方使い分けることができるのかしら??とか、どんどん世界が広がります。

一体、紅葉は何を隠しているのか…
虹子の一生を台無しにしたという罪悪感から来ているのか、それとも。。。
あぁ~!!気になる気になる!!続きがすごく楽しみです(*^^*)
2009-06-03 Wed 20:25 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
まる811さん
こんばんは!
コメントありがとうございます。

読んでいただき嬉しいです。できるだけ、面白くしようと考えているのですが・・・才能のなさを思います(*^_^*)

また読んでくださいね。
2009-06-03 Wed 23:22 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwa125さん
コメントありがとうございます。

実は蜘蛛の女王(巨大蜘蛛)が神社からでてくるパターンも考えていたのです。でも話しが早く終わってしまいそうなので 母に登場ねがいました。これでまた先を考えなくてはならなくなりました(*^^)v

また読んでくださいね。応援宜しくおねがいします。
2009-06-03 Wed 23:24 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
nanaco☆さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
毎回、すごく嬉しいです。

おおっ、鋭いです。虹子と紅葉が成長した姿を想像しているのですが・・・。

考えてま~す。是非続きも読んでくださいね。
2009-06-03 Wed 23:27 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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