輝く断片のあつめかた

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第3回「蜘蛛の女王・・・虹子の物語」 「連載小説を書いてみようv(41974)」

長らくお待たせいたしました。
3回目をお届します。
当初の構想からなんかどんどん外れて行きます。登場人物(紅葉)にひきずられてしまいました。(*^_^*)もうどうなるのか・・・

第1回 蜘蛛の女王・・虹子の物語
第2回 蜘蛛の女王・・虹子の物語

それでは第3回です。ちょっとショックな場面がでてきます(*^_^*)


第3回
(3)紅葉の家
起きるとしとしとと雨が降っていた。今日は紅葉の家で虫とり前の準備の日。紅葉の家は自転車で10分ぐらいのところ。だけど今日は雨なので歩いて行くことにした。坂道を昇って行く。結構きつい。結局30分近くかかってしまった。

 その林は町と町の間、100~300メートルの幅で続いていて丘になっていて頂上が公園になっている、その背後に鬱蒼とした木々あり、神社が隠れる様に立っている。社のそのまた後ろ、少しいった所、5メーター四方位の開けた場所があった。湿った落ち葉が堆積している。その落ち葉の下、小さな黒い虫が蠢いている。

 インターホンを押す。紅葉さん居ますか?自分の家にはないのでちょっと新鮮。
「虹子さんね?」紅葉によく似た女性がドアを開けた。
「来てくれて嬉しいわ。紅葉の友達が家に来るなんて、珍しいからすごく嬉しいのよ。」わ~若い。こんな若いお母さんがいるなんて羨ましいと虹子は思った。
 紅葉の部屋は2階にあった。この部屋に来たのは初めて。部屋に入ったとたん甘酸っぱい香りがした。
「いい香りがするね。」
「うん、アロマ。お母さんからもらったんだ。虹子、歩いてきたんだ。濡れなかった?」紅葉が気遣ってくれた。
部屋を見回す。如何にも少女っぽい部屋。中学生になったばかりなのに、少し大人の雰囲気がした。きっと香りのせいだ。
本棚には参考書の他には図鑑や少しの漫画本が並んでいる。自分の本棚と比べてしまう。
本を眺めながら云う
「そんなに濡れなかったよ。それより明日、晴れるといいね」。
「うん、雨の次の日のほうが虫がいっぱいいると思うよ」虫と云う言葉に背中をなにかが走り抜けていく気がした。
「それからヒールの高い靴とかサンダルは駄目だからね。暑いけどできたら長袖。行く前にコンビニに寄っていこうね」
虫の図鑑をもってソファに座った。昆虫図鑑を眺めているのは結構楽しかった。綺麗な蝶やてんとう虫は眺めていて飽きない。カミキリムシもいろいろいる。その図鑑には昆虫の仲間という頁があった。怖いもの見たさでムカデやヤスデを見てしまう。ぱらぱらしていて蜘蛛の頁に来たとき、虹子は一瞬、ぞわりとした。 
「紅葉。蜘蛛って昆虫じゃないだっけ?」平静を装って聞く。
「昆虫じゃないけど虫だよね.」???良く解らないけれどまあ良いか。
「蜘蛛って、なぜ、自分の巣の糸にからまらないか知ってる?」
「ううん。知らない。何故?」
「蜘蛛の巣ってすべての糸がくっ付く様になってないのよ。縦糸と横糸があるでしょ?くっ付くのは横糸なの。蜘蛛はね縦糸を伝わって移動するんだよ。明日虫眼鏡で見てみればよく分かるよ。」
「わっ紅葉すごい。全然知らなかった。」

「紅葉のお母さんってすごく若いよね。羨ましいな。」
「そう?でも時々、どっちが親かなって思うの。親なのに子供みたい」
「でも姉妹みたいでほんとうに羨ましい」
「虹子、夕飯食べてく?」悪いと思った。今日、初めて来た家で夕飯をよばれるなんて。
結局、食べていくことになった。紅葉の云う様に紅葉の母親は母親というよりちょっと上のお姉さんみたいだった。
その後、また紅葉の部屋に行き喋っていた。
甘酸っぱい香りがなんだか強くなったみたいだった。
お腹がいっぱいになったせいか話をしながらソファで寝てしまった。
頭の中ががなんか痺れている感覚がしている。夢を見ている様だ。夢うつつの中、突然、頭の中で火花が散った。
紅葉の顔が目の前にあった。えっ何?キスされた。舌が痺れている。口の中がなんか変な感じ。朦朧としてきた。
自分の精気が吸い出されていく様な気がする。だけど、抗えない。甘美な感覚が広がる。
「紅葉、やめて」目が覚めた。夢だったのか?紅葉は自分の机に向って何か書いている。
「虹子なに寝ぼけてるの?それよりハイ、これ明日の事を書いておいたから。」

明日の朝8時に紅葉が虹子の家に来ることを約束してから家に帰った。
夜11時。虹子は明日の支度をしてベットに入った。まだ舌が痺れている様な気がした。あれは本当に夢だったのか?夢だったのか?だけど不思議と不快だとは思わなかった。
いつの間にか寝てしまった。

(つづく)

第4回 蜘蛛の女王・・虹子の物語

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創作 | コメント:8 | トラックバック:0 |
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コメント

第3回目もとっても面白く読ませていただきました~♪

キャー!!紅葉大胆!!(笑)
でもただの戯れではなくって、、、紅葉にはもっと暗い闇の匂いがぷんぷんしてきますね。
紅葉親子、なんだか秘密がありそうでドキドキします。
精気を吸い取るというと、なんだかタニス・リーの世界を思い出しちゃいます!!

あぁ~続きが気になります(><)
2009-05-17 Sun 22:37 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
こんにちはー☆
…ドキドキしてしまいました。紅葉親子、不思議な雰囲気ですね。
どうやったらこんな妖しげな物語が書けるのか、すごく尊敬します!!

単身赴任、お疲れさまでした!お部屋の片づけははかどりましたか?
ちなみに我が家は引っ越して約9ヶ月たってもまだ散らかっています…笑
2009-05-18 Mon 08:46 | URL | まる811 [ 編集 ]
>舌が痺れている

とは、ただの甘美な話ではなさそうですね・・。
何かすごい危ない雰囲気。
物語の中の“明日”が気になります。
2009-05-18 Mon 12:57 | URL | 流れ星キラー [ 編集 ]
こんばんは~♪

紅葉のお母さんも、
何だかミステリアスですねぇ。
すごく若い容姿には、
とんでもない秘密がありそう(>_<)

ますます面白い展開になってきましたね~♪
続きを楽しみにしていま~す(^^)/
2009-05-18 Mon 18:28 | URL | miwa125 [ 編集 ]
nanaco☆さん
毎回、読んでいただきありがとうございます。
いろいろ考えているのですが、悩みます。

あっ、そうそう、虹子と紅葉の容姿についてあまり書いていませんが、どんなイメージがいいと思いますか? よかったら意見ください。(*^_^*)
2009-05-18 Mon 22:41 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
まる811さん
嬉しいコメントありがとうございます。
アイディアいろいろ考えるのは楽しいです。
ただ纏まらないのです・・・・悩みます。

片付けは一人暮らしなのでそんなにないはずなのにはかどりません。ゆっくりやります。まるさんも引っ越されたのですね。片付けるの大変ですね。(*^_^*)
2009-05-18 Mon 22:45 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
流れ星キラーさん
今回も読んでいただき、すごく嬉しいです。
なにか気づいた事があったらどしどし書き込んでくださいね。

いろいろ展開を考えているのですがどうしましょう?
2009-05-18 Mon 22:47 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
miwa125さん
読んでいただき嬉しいです(*^_^*)

できるだけ怪しげな雰囲気をだそうと苦心しました。
持続するのは大変ですね。

期待にそえるか全然自信ありません。でも頑張ってみますのでまた応援お願いしますね。
2009-05-18 Mon 22:49 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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