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「火星ダーク・バラード」上田早夕里を読みました。


火星ダーク・バラード
著者上田早夕里
ハルキ文庫
評価 ★★★★★

良かったです。”魚舟・獣舟”を読んでから本書が気になってました。
小松左京賞受賞も納得の傑作。

水島は女性ばかり殺害する(小鳥の墓にでてきましたね)犯人を特別車両で護送している途中,不可解な事故から同僚の神月璃奈を亡くしてしまう。そしてその疑いが自分に及ぶ。
数々の妨害のなか独自に捜査をしていくうちにある特殊な能力のある少女アデリーンと出会う。
少女は宇宙開拓のため遺伝子操作で”作られた人間”だった。彼女らはプログレッシブと呼ばれそしてその能力とは人と共感する事により力を放出すること。
水島はその背後の権力から執拗な妨害をうけるが信念を貫きとおす。
アデリーンは水島といる時に能力が安定する。このことに水島の存在理由が増していく・・・。

特別の存在として作られ育てられたアデリーンたちの哀切と水島の苦悩が綾になり物語は走り抜けていく。面白かったですよ。SFを意識しなくても読めると思うのでSF嫌いの人にも是非読んで欲しいです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

火星治安管理局の水島は、バディの神月璃奈とともに、凶悪犯ジョエル・タニを列車で護送中、奇妙な現象に巻き込まれ、意識を失った。その間にジョエルは逃亡、璃奈は射殺されていた。捜査当局にバディ殺害の疑いをかけられた水島は、個人捜査を開始するが、その矢先、アデリーンという名の少女と出会う。未来に生きる人間の愛と苦悩と切なさを描き切った、サスペンスフルな傑作長篇。第四回小松左京賞受賞作、大幅改稿して、待望の文庫化。


魚舟・獣舟
も良かったです。

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作家ア行 | コメント:8 | トラックバック:0 |
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コメント

日向永遠さんのレビュー、楽しみにしていました♪
5つ星!!! これは、ますます読むのが楽しみになってきました(o^―^o)
「小鳥の墓」の主人公が、この作品での凶悪犯なんですね。
「火星ダーク・バラード」を読んだ後に「小鳥の墓」を再読したら、
また違った印象が持てそうな気がしますねぇ。
文庫で1000円は高い!! 高いけれど、日向永遠さんのお墨付きだし、絶対読もうと思います☆

いつも色々な作品を紹介していただいて、日向永遠さんには感謝感謝です^^
SFは今まであまり馴染みのなかったジャンルだっただけに、
ここのところ、とても新鮮な気持ちで読書ができています♪
2009-05-02 Sat 15:40 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると凄く嬉しいです。
これからも宜しくお願いします。
小鳥の墓を再読したくなりますね。

2009-05-02 Sat 17:52 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんばんは~♪

大幅改稿された文庫版が気になってます。単行本は最後が甘甘で、恋愛物のような終わり方になってしまっていたんです。文庫版の方も挑戦してみたいと思っています。
2009-05-03 Sun 19:51 | URL | 茨木 月季 [ 編集 ]
茨木 月季さん
返事が遅くなってすみませんでした。

文庫化の際、改稿、加筆してあるとの事なので最後もふくめて興味ありますね。比べるのも面白そう。
2009-05-05 Tue 21:04 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
こんばんは~♪

文庫版読み終わりました。単行本とは結末が違いました。ジョエルは単行本ではデータを取るとあっけなく殺されてしまうのですが、文庫版では水島と対決してくれて大満足でした♪
神月との関係も単行本で対等な関係だったのですが、文庫では不器用な先輩への気配りが出来る後輩の位置へ変わっているような…。単行本を読んで物足りなく文庫版へも手を出したのですが、単行本の良さもあるんですよね…。読み比べると面白いかもです。
2009-05-11 Mon 01:47 | URL | 茨木 月季 [ 編集 ]
茨木 月季さん
>こんばんは~♪
こんばんは!!
単行本と文庫そんなにつがうのですね。
読み比べてみたくなりました。
2009-05-11 Mon 23:39 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
日向さん、おはようございます♪
「火星ダーク・バラード」読みました!! すご~く良かったです(><)
この世界観……すごいですねぇ。もっともっと話の続きが読みたくなります。
一抹の切なさの余韻が残るラストも、すごく好きでした。
素敵な作家さんを紹介していただいて、日向さんには本当に感謝しています~♪
2009-05-26 Tue 06:27 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
なんか、喜んでいただき、自分の事に様にうれしいです。
ほんとに良い本でしたね!!

続きを読みたくなりますね。(*^_^*)
2009-05-26 Tue 22:47 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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