スポンサーサイト-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 スポンサー広告
|
![]() |
「死者の書」ジョナサン・キャロル読みました。2009-03-14 Sat 10:15
![]() 死者の書 著者 ジョナサン・キャロル 浅羽莢子(訳) 創元推理文庫 1988/7/15(初) 2007/8/10(21) 348頁 評価 ★★★★★ 表紙イメージが無いのが残念です。ちょっと言葉で説明すると・・・ うず高く積まれた書籍のなかに机と一却の椅子。椅子の上には大判の本が開かれた状態で浮いていて本から炎の様に赤い葉をつけた木が生えている。背景にはぼんやりと書棚が書かれている。なかなか味のある絵なのです。 面白いし 怖かったです。 裏表紙にある説明の中の衝撃のダーク・ファンタジイの意味が読み終わり判りました。 主人公はトーマス・アビイ高校で英語(アメリカなので国語ですね)を教えている。 アビイが既に故人となった敬愛する作家(マーシャル・フランス)の稀こう本をちょっとした差で買われて、その人から高額で本を譲り受けるところからはじまります。その相手が一緒に旅することになる人形をつくることが趣味のサクソニー・ガードナー。 二人は記を書くためにフランスの故郷、ゲイレンに向かう。 そこでみなに向かれられ、フランスの娘アンナに出会う。 アビイの前に伝記を書こうとした男はアンナに拒否され街から追い出された経緯があるという。アビイとサクソニーは伝記の一章をアンナに見せそれが気に入られ続きを書く事を許可される。 しかしこの町はどこか変だった。 ある時、一人の少年が車ににはねられるのを目撃した。その少年は笑っていたのか?部屋の貸主に尋ねられた。はねた男は”俺の筈ではなかった”とつぶやく。 もし運命や将来がわかっていたら・・・。 真相を書きたいのですがネタばれになるので止めます。 最後にあっと驚く恐怖の真相と結末が用意されてます。面白いですよ ![]() ![]() ↑本ブログに登録してます。宜しかったら応援クリックお願いいたします。(*^_^*) スポンサーサイト
|
コメント
あっ!!この本読みましたよ♪
恩田さんオススメの作品だったので、これは読まずにはいられない、と思ったんです^^ 良かったですねぇ、、、このなんともいえない不気味さが。 そういえば、このとらえどころのない恐ろしさは、恩田ホラーに通ずるところがあるような…。 ジョナサン・キャロルの作品、色々出ていますよね。 「薪の結婚」とか「蜂の巣にキス」も読んでみたいです~♪
nanaco☆さん
>あっ!!この本読みましたよ♪ >恩田さんオススメの作品だったので、これは読まずにはいられない、と思ったんです^^ >良かったですねぇ、、、このなんともいえない不気味さが。 >そういえば、このとらえどころのない恐ろしさは、恩田ホラーに通ずるところがあるような…。 >ジョナサン・キャロルの作品、色々出ていますよね。 >「薪の結婚」とか「蜂の巣にキス」も読んでみたいです~♪ ----- この本は恩田さんのオススメだったんですか? 知りませんでしたっ・・教えていただきありがとうございます。この本を見たとき自分もどこか、ひっかかるものがあったのですが全然、思い出せませんでした。 良かったです。ますます恩田さんが好きになりそうです。(本と違うコメントになってしまいました)
こんばんは~♪
TBありがとうございました(^^)/ こちらも早速TBさせていただきますね♪ この作品、ホントに面白かったですね~^^ 鳥肌ものの怖さが、なんとも言えず 良かったですよねぇ♪ ただ、主人公のトーマスには 女性として、ちょっと怒りを感じてます^^;
miwa125さん
>こんばんは~♪ >TBありがとうございました(^^)/ こちらこそありがとうございます。 怖くって、ぞくぞくと面白かったですね。
はじめまして!
私は津原泰水さんのHPからこの作家を知り、 日向さんのブログで読むことを決めたものです。 読んでよかった! すごく恐ろしい小説だったけど、 ひさしぶりに大きく感情を揺さぶられる小説を読めました! まずは感謝まで。 他のページも見せていただきます。
けいすけ0922さん
はじめまして!コメントありがとうございます。 津原さんの小説は、本当に凄いですね。なんと表現してよいか難しいのですが、恐い位の面白さです。 これからも宜しくお願いします。 |
コメントの投稿 |
|
トラックバック |
| ホーム |
|