輝く断片のあつめかた

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「驚異の発明家の形見函(下)」アレン・カーズワイル 「本日の1冊(13748)」


驚異の発明家の形見函(下)
著者 アレン・カーズワイル 大島豊(訳)
創元推理文庫 980円+税 363P 解説 若島正

評価 ★★★★☆

面白かったです。たまに海外作品を読みたくなるのはこんな物語に出会えるからですね。

18世紀末、革命前夜のフランスで若き発明家、少年クロードはその情熱を書籍商の徒弟として抑え込まれていた。それは故郷トゥールネーからその少年の才を発見した尊師(アベ)の犯罪を目撃して出奔したあと食べていく為にフランスで知っていた書籍商に徒弟していたのだ。
書籍商はクロードの才能を抑え込みその仕事以外に興味を持つ事を厳しく禁じてしまった。
鬱々とした生活の毎日。それを助けたのは旅の途中で知り合った御者や三文文士といった友人たち。いつしか、クロードは徒弟関係に終止符を打ち、発明ができる様になる。
その間、書籍(ポルノグラフィー)で知り合った、ユゴン婦人との恋愛と別れがあったりした。そして故郷での火災の報に接し戻る事になる。そこに待ち受けていたのは変わり果てた母と兄妹たち。そこで尊師との再開と驚くべき真実。
ここから再び二人はある発明へと進んでいく。そしてそれが完成しフランス中で話題となる。

形見函のひとつひとつの物を章にみたてていく物語。18世紀フランスが興味深く描かれていて面白かったです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

才覚を見込んだ伯爵のもと、好事家向けの細密画制作に励む少年クロード。時計仕掛けに魅了され、恩師の裏切り行為を目撃した彼は故郷を出奔、パリでポルノグラフィーを扱う書籍商の徒弟として働く。発明家の人生は運命の波涛に呑まれ、わたしの手元には「形見函」が遺された。細部の描写を積み重ね、啓蒙と哄笑の交錯する時代を見事に再現。「発明」と「物語」をめぐる傑作絵巻。

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作家カ行 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

面白そうな作品ですね♪
海外作品は、固い訳にあたると読破するのが苦痛になってしまうのですが、
こちらはストーリーも面白そうなのですごく興味があります^^

日向永遠さんは今までもたくさんの翻訳本を読まれてきたのでしょうねぇ。
その膨大な読書量には感服します(=^^=)
2008-12-20 Sat 13:50 | URL | nanaco☆ [ 編集 ]
nanaco☆さん
コメントありがとうございました。
翻訳ものは訳しかたで随分、印象がかわりますね。
これは面白かったですよ。

そんなに多くないです。ただ年齢を重ねてきただけですよ~。一生の趣味としたいです。
2008-12-21 Sun 19:03 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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