輝く断片のあつめかた

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「いちばん大事なこと」 養老猛司


いちばん大事なこと
著者 養老猛司
集英社新書 660円+税 198p 2003/11/19(1)-2008/4/29 (19)
評価 ★★★★☆

養老教授の環境論です。

養老教授が虫好きの立場から環境問題を論じています。
自然は複雑なシステムであり、都市生活に慣れきった人間には相容れない、理解しがたいものである。
都会で生活しているとだいたいの事象は「ああすれば、こうなる」で説明できてしまう。
しかし自然はそのルールが通用しない。氾濫する河岸をコンクリートで埋めて護岸すれば生態系がどの様に変化しそれがどんな影響を及ぼすかは予測不可能である。

環境(自然)保護のやり方も都市にいて考えているのではダメである。
昔の里山式に自然と係わりながら生活していくやりかたが望ましい。

経済という実のない虚の活動と比べ環境は実である。
経済が自然という実のあるものの中で活動している間は良かったが今は余りに乖離しすぎてしまった。経済活動が自然を無視し、置いてけぼりに進んでいる限り、そこから切り離して環境問題を論じても余り意味がない。

環境問題って色々な見方があるものだ改めて思わせる一冊です。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

環境問題のむずかしさは、まず何が問題なのか、きちんと説明するのがむずかしいことにある。しかし、その重大性は、戦争、経済などとも比較にならない。百年後まで人類がまともに生き延びられるかどうかは、この問題への取り組みにかかっているとさえいえる。だからこそ、環境問題は最大の政治問題なのである。そもそも「人間社会」対「自然環境」という図式が、問題を見えにくくしてきたし、人間がなんとか自然をコントロールしようとして失敗をくりかえしてきたのが、環境問題の歴史だともいえる。本書は、環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」の委員を務め、大の虫好きでもある著者による初めての本格的な環境論であり、自然という複雑なシステムとの上手な付き合い方を縦横に論じていく。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 虫も自然、人体も自然/第2章 暮らしの中の環境問題/第3章 歴史に見る環境問題/第4章 多様性とシステム/第5章 環境と教育/第6章 これからの生き方



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