輝く断片のあつめかた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

個性について

個性について

個性とは、人との対比で生じるものか。
もし仮に一人しか世界に存在していなかったら個性もなにもないのか。

個々人、一人として同じ人間はいない。
容姿、思想、考え方、趣味、行動原理。
この総体をもって個性と言うなら、一人でも個性は成立する。

個性を大事にしようと言った場合、それには矛盾がある様に思える。

個性を大事にするとはその人を大事にする事にイコールであるのか?
もちろん、自分を大事にする事でもある。

このことは個人主義の増長に繋がる。つまり個性の尊重は共同体を破壊する行為になる。

誤解の無い様に言えば”行き過ぎた個性の尊重”が社会を壊すと言っているのであって、”個性の尊重が不要”と主張しているのではない。

とここまで書いてきて、果たして、個性とははたして尊重したり、、大事にしたりするものなのか と疑問に思ってきた。

個性とは創るものではなく、自然になっていくものなのである。
いま、この瞬間にもこれが自分の個性と言えるものは少なくとも自分にはない。

個人は無条件で尊重すべき存在である。
個性はその個々人の属性に過ぎないのではないか。

とすれば身体的属性も含めすべての属性は変化する。
その変化の傾向(偏り)がその人の個性と言えるのかも知れない。

個性がその人固有の変化の仕方だと捉えると、矛盾はなくなるのか。

変化を尊重しなさい。・・・

現在の社会が平等主義になっている。最近は批判もあってか、一時期程ではなさそうであるが。

しかし、平等は幻想である。いつの時代も平等社会なんてないし、これからもあり得ない。
自明の理である。

原則平等はあっても結果平等は成立しない。

となると不平等を受け入れた中での格差の拡大の防止が課題となる。

ここで個性は否定される。
これはオーバーな言い方だと思うので、”許容範囲外の個性は否定される”と言い換える。

世論はある平均値に個性を納めようとする。
その範囲が時代により変わる。

社会と個性は対立と共生の間で葛藤する存在なのだ。



にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
↑本ブログに登録してます。宜しかったら応援お願いいたします。



スポンサーサイト

私的コラム | コメント:4 | トラックバック:0 |
<<「栞と紙魚子」 諸星大二郎 | ホーム | 「SFはこれを読め!」 谷岡一郎>>

コメント

個性は頑張って作るものではなく、自然とそうしないとどうしようもないところにあるものなのではないでしょうか。

人は社会的な動物です。
一人では生きられないからです。
そして、社会で生きていこと思ったら自分の我儘は抑えなければなりません。

しかし、まったく社会にすべて合わせる必要もありません。

出来るだけ相手のことを考えたり、社会に合わせたりしても、どうしても合わせきれない。
だけども、それが周りの迷惑にならない。
最低その条件が満たされていれば、どんどん自分の思い通りにしてもいいのです。

そして、人と違うからといって引け目を感じることはないのです。
自分らしさが輝くときそれを個性というのではないでしょうか。

乙武さんも、両親からその体は個性だよと言われて育ったそうです。
個性ってそれを受け入れて、自分らしく輝くことのできる武器です。

周りに迷惑をかけるのは個性ではありません。
『社会と個性は対立と共生の間で葛藤する存在』でありながら、『社会に溶け込んでいて、それがあるおかげで社会の中での人々がが輝く』存在でもあると思います。
2008-05-16 Fri 21:57 | URL | レーナマリア [ 編集 ]
個性とは外見だけではないですよね。最近は制服を着崩すのも個性。高校生が髪を染めるのも個性。おいおいって感じです。そんなの個性どころかたんなる流行に作用されているだけのむしろ没個性以外のなにものでもないですよね。

>個性とは創るものではなく、自然になっていくものなのである。

その通りだと思います。個性なんていちいち言葉で説明できるもんじゃない。人間、他と全く同じなんてことはないんだから、厳密に言えば誰一人同じじゃない。つまり、個性のない人間はいないということだと思います。

人間は向き不向きがあるんだから、みな画一的に同じ枠に嵌めることはよくないかもしれない。だからある程度個性を尊重することも必要かも知れない。でもそれはあくまで、他との協調を保った中で尊重されるべきですよね。他を踏みにじり、協調をせず、好き勝手することでしか実現できないものなら、それは個性ではなくたんなる気ままにすぎないのかも。
憲法にも、『公共の福祉に反しない限り』という文言があるように、自由も、権利も、個性の、全ては公共の福祉に反しない限りにおいて尊重されるべきものなのだと思いますね。
2008-05-16 Fri 22:39 | URL | さゆみ1194 [ 編集 ]
レーナマリアさん
コメントありがとうございます。
仰る通りだと思います。
個性的で素敵に生きられたらそれが一番良いですね。
ただ我儘を個性と勘違いしている人がいる気もします。
画一的な人ばかりだと味気ない世界になってしまいますね。(*^_^*)
2008-05-17 Sat 18:24 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
さゆみ1194さん
コメントありがとうございます。
確かに髪や服装だけで個性を主張するはなんとも短絡的ですね。それを増長させてしまっている社会にも責任の一端がありそうです。
大人になりきれない人がそういった行動に走るのではないでしょうか。
(大人になりたくないと思っている人が多いですね。)

社会のなかの個人を自覚して責任ある行動をしたいと思います。
2008-05-17 Sat 18:30 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。