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「街場の現代思想」 内田樹


街場の現代思想
著者 内田樹(うちだたつる)
文春文庫 571円+税 259頁
評価 ★★★★★

なかなか面白かったです。

「バカ組・利口組み」に二極化したあたらしいタイプの階層社会が出現しつつある。
文化面においても階層社会化されつつある。 

文化資本は身に付けるものではなく、自然に身につくものである。

どう言う事かと言えば、
育った環境が 気が付けば 文学全集が揃っていて、絵画に普段から触れたり、いろいろな料理を普段からたべていたりしている富裕層に生まれた人には 自然と文化的資質が備わると言うこと。

従って、自分達の様に自分から努力して本を読んだり、調べたりしている時点で文化資産の「負け組」と言える。


悲しい事ではありますがそういった事は言えると思います。
貧乏人が太刀打ちできる事ではありませんね。


著者は決してこの様な世に賛成している訳ではないので誤解無きように。

その他にも 敬語の本当の意味について項目は面白かった。
敬語の敬の字の漢字の原意は「身体をよじる」と言う意味。
すなわち、じかに触れてはいけないものから逃れると言う事であり、敬語を使う意味もそこにある。自分に災いをもたらすかもしれないものから身をよじって避ける事なのです。

この本を読んで”えっ”と思う事が色々ありました。
面白かったです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「バカ組・利口組」に二極化した新しいタイプの階層社会が出現しつつある。そんな格差社会において真に必要な文化資本戦略とは何か?日本の危機を救う「負け犬」論から社内改革の要諦まで、目からウロコの知見を伝授。結婚・離婚・お金・転職の悩み…著者初の人生相談も必見。話題の名著がついに文庫化。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 文化資本主義の時代(「越すに越されぬ、バカの壁」/文化資本とは何か/「一億総プチ文化資本家」戦略/文化資本の逆説)/第2章 勝った負けたと騒ぐじゃないよ(『負け犬の遠吠え』のクールなあり方/「負け犬」は二一世紀のランティエ/「女子大回帰」志向と勝ち犬シフト)/第3章 街場の常識(敬語について/お金について/給与について/ワーク・モチベーションについて/転職について/社内改革について/フリーターについて/結婚という終りなき不快について/他者としての配偶者について/離婚について/贈与について/大学について/学歴について/想像力と倫理について)


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作家ア行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

こんにちは、ガバチャと言います。
敬語の意味はおもしろいですね。なるほどって感じです。
「鮎釣り師のひとり言」ヨロシクお願いいたします。
2008-04-19 Sat 09:17 | URL | ガバチャ [ 編集 ]
ガバチャさん
>こんにちは、ガバチャと言います。
>敬語の意味はおもしろいですね。なるほどって感じです。
>「鮎釣り師のひとり言」ヨロシクお願いいたします。
-----
はじめましてコメントありがとうございます。
こんどお邪魔しますね。(*^_^*)

2008-04-19 Sat 11:52 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
確かに私は、文化資産の「負け組」かもしれませんが、読みたい本を読むためにお金をためたり、
時間を捻出して図書館に行ったりします。
その過程が財産になるのじゃないかなと思います。

図書館や本屋までの道のりなんて、大したことはありませんが、
もしかしたら、偶然何かスゴい発見をするかもしれません。
しかし、富豪層の人たちは回りに十分な本があるので、わざわざ電車に乗って、ジュンク堂や紀伊国屋に行くことはないでしょう。

それに比べれば、私はなんて幸せなんでしょう!(ToT)
神様~

(最後の方は、ほとんど負け惜しみモードになってます)
2008-04-20 Sun 02:24 | URL | カトミノ [ 編集 ]
カトミノさん
>確かに私は、文化資産の「負け組」かもしれませんが、読みたい本を読むためにお金をためたり、
>時間を捻出して図書館に行ったりします。
>その過程が財産になるのじゃないかなと思います。

>図書館や本屋までの道のりなんて、大したことはありませんが、
>もしかしたら、偶然何かスゴい発見をするかもしれません。
>しかし、富豪層の人たちは回りに十分な本があるので、わざわざ電車に乗って、ジュンク堂や紀伊国屋に行くことはないでしょう。

>それに比べれば、私はなんて幸せなんでしょう!(ToT)
>神様~

>(最後の方は、ほとんど負け惜しみモードになってます)
-----
コメントありがとうございます。
言われている事、もっともです。100%賛成です。(*^_^*)

負惜しみが文化を作るのかもしれません。(*^_^*)
2008-04-20 Sun 21:18 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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