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「悪の民主主義」 小室直樹 「本日の1冊(13748)」


著者 小室直樹
青春出版社 1997/11/15
評価 ★★★★★

副題 民主主義原論

戦後民主主義は、教育を殺し、ついに無目的殺人少年を生んだ。
誤解された平等が生んだ作った受験地獄は、連帯を破壊しつくして激甚な無連帯(アノミー)をはびこらせた。
今、日本の教育が重病であることはたしかである。民主主義の誤解で死に至る病なのだ。
そのために、日本の舵取りの役人は腐朽し、経済は堕落しはてた。悪い事をしても貂(てん)として恥じない。このままでは日本は滅びるしかない。
原因は民主主義の無理解にある。平等を誤解したから、すべての子供は受験地獄に追いやられ、死ぬより嫌な目に会っている。急務は、民主主義と資本主義を本当に理解することである。
この本は英米における革命の歴史から説き起こし、科学的、哲学的にデモクラシーの発展を分析した。 (カバーより)

小室直樹の諸作は難しい事柄を平易にまた、力強く、訴えてくるのでとても解りやすいと思う。10年前の出版で当時に読んだのですが、今だ日本の現状は変わっていない。それどころか酷くなっている感ですらある。

日本はどこへ行こうとしているのか。
世界のなかでの日本の立場はどうなっていくのかいくべきなのか。

かって、米国の五十?番目の州と呼ばれていたが、
今は中国の?番目の省と呼ばれかねない現実をどれだけの人が危機感をもって受け止めているのか。


世論はどこへ行こうとしているのか
大衆は無知なのか。

ある意味、今も昔も愚民政策なのかも知れない。
都合の良い報道しかしないTVや新聞でどれだけの知識を得、政治に参加する事ができるのだろうか?

民主主義について知りたい人にこちらもお勧め

民主主義という不思議な仕組み
著者 佐々木毅 ちくまプラマー新書


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作家カ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

興味深い本ですね。読んでみたいです。

一時よりましになりつつあるのでしょうが、未だ根強い間違った平等感。成績は絶対評価。運動会はみんなでゴール。今は子供を傷つけないようとして過剰なまでに保護しているように思えてなりません。

子供の目の前にある障害を大人が先に取り除いて子供を歩かせてる感じ。本来なら、障害にぶつかったときどうやってそれを回避するのか、石につまずいたらどうやって立ち上がればいいのか、そういうことを教えるべきなのに、子供がつまずく前に石をどけてるのが現状ですよね。

でも大人はいつまでも子供の障害を先回りして取り除き続けることはできない。だから、いざ子供が大人になる過程で石につまずくとそれまでに免疫のないことに出会ってしまいどうしていいかわからず子供がおかしくなってしまうんだと思います。

ん~この本ホント読みたいですねーー。本屋でチェックします(*´ー`)
2008-03-29 Sat 13:37 | URL | さゆみ1194 [ 編集 ]
さゆみ1194さん
>興味深い本ですね。読んでみたいです。

>一時よりましになりつつあるのでしょうが、未だ根強い間違った平等感。成績は絶対評価。運動会はみんなでゴール。今は子供を傷つけないようとして過剰なまでに保護しているように思えてなりません。

>子供の目の前にある障害を大人が先に取り除いて子供を歩かせてる感じ。本来なら、障害にぶつかったときどうやってそれを回避するのか、石につまずいたらどうやって立ち上がればいいのか、そういうことを教えるべきなのに、子供がつまずく前に石をどけてるのが現状ですよね。

>でも大人はいつまでも子供の障害を先回りして取り除き続けることはできない。だから、いざ子供が大人になる過程で石につまずくとそれまでに免疫のないことに出会ってしまいどうしていいかわからず子供がおかしくなってしまうんだと思います。

>ん~この本ホント読みたいですねーー。本屋でチェックします(*´ー`)
-----
コメントありがとうございます。
古い本なので手に入れずらいかも判りませんが探してみてくださいね。示唆に富んでいて読んでいて面白いと思います。
この様な本で自分が判りやすく、面白く読めるのは
渡部昇一か小室直樹か井沢元彦かって感じですね。
(*^_^*)
2008-03-30 Sun 17:45 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]
『すべての子供は受験地獄に追いやられ、死ぬより嫌な目に会っている。』

だから、いじめ問題が激化しているのです。
いじめている子供に「やめましょう。」などと言って、やめるはずがありません。
何故なら、その子供たちが今の教育システムにいじめられているからなのです。

そろそろ真剣に考えなければならない時に来ていますね。
2008-03-30 Sun 18:34 | URL | レーナマリア [ 編集 ]
レーナマリアさん
>『すべての子供は受験地獄に追いやられ、死ぬより嫌な目に会っている。』

>だから、いじめ問題が激化しているのです。
>いじめている子供に「やめましょう。」などと言って、やめるはずがありません。
>何故なら、その子供たちが今の教育システムにいじめられているからなのです。

>そろそろ真剣に考えなければならない時に来ていますね。
-----
コメントありがとうございます。

教育は国を作っていくうえで最重要問題です。
社会に無関心な子供たちを増やしてはいけないですね。

いじめの根源はやっぱり社会や核家族での人間関係の希薄化ではないでしょうか。また人の痛みを感じない人が増えているのでしょうか?

真剣に考えないといけないですね。
2008-03-30 Sun 19:06 | URL | 日向 永遠 [ 編集 ]

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