輝く断片のあつめかた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

「「人生の答」の出し方」 柳田邦男 「本日の1冊(13748)」


「人生の答」の出し方
著者 柳田邦男
新潮文庫
評価 ★★★★★

常日頃、問題意識を持っている人。
色々な事に疑問を持っている人。社会に、世間に不安を感じる人。

そんな人にお勧めのエッセイ集です。

この中身は当方もなく重かったりします。
しかしかすかでも希望をもとめて、このエッセイ集は書かれています。

「九十九滴の絶望を飲み干したあとの一滴の希望のありか」それをつかむのが人の生き方のひとつでもある。

読者に考える事を迫る本です。

++++つぶやき++++++

社会とはなにか
個の集団が社会なのだろうが
その中で個は集団に飲まれていく。

集団・・国民・・世間・・・それは誰を指すのか。
その中に明確に自分を想像する事が自分は、できるのか。
政府(国の代表者)と国民との関係、そこに自分を投影し、社会への参加を果たして意識している人がどれ程いるのか。

民主主義と一緒に語られる事の多い、資本主義的な「自由市場」この世界で自分達は窮窮として(仕事に忙殺され)生きている。

その発端となった”自由、平等、博愛”(フランス(市民)革命)のスローガンはいったいなんだったのか?余りに美しく、理想的な言葉に幻惑されているのではないか。

産業革命が巨大資本を生みそれは巨大な権力へと変化していった世界の流れの中に自分達はたっています。

現在のIT(情報)革命が生み出すのはなにか?
一見、すばらしく効率的な世界が実現している様に見えてるがそれはあらたな幻影を多くの(世間・国民)に見せているだけではないのか。

このことで人は情報化(プロファイル化)され、記録登録され管理されていくのではないのか。

自由民主主義の殻のなかでジョージ・オーウェルの「一九八四年」の様な世界に自分達はひょっとしたら生きているのかも知れません。

自由世界は競争を生み、競争は平等を破壊します。平等な世界はありえないし不自然な世界です。
そこに精神性が求められます。

しかし現在の物質文化の発達はその経済活動の過程で精神性、豊かさを置き去りにしていきます。インターネット、携帯、高度な交通化社会の発達がです。

このながれに逆らう事はもはやできません。
社会・国家と言う化け物(ホッブスの「リヴァィアサン」を知っていますか?)の正体は個である自分たちの総体と言えるのでしょうか?


この本とはあまり関係のないとりとめのない事をかいてしまいました。

----------------------------------------------------------
本を読まない人間はサルである。(本は10冊同時に読め!(成毛眞))から

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
↑本ブログに登録してます。宜しかったら応援お願いいたします。



スポンサーサイト

作家ヤ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
<<「死神の精度」 伊坂幸太郎 「本日の1冊(13748)」 | ホーム | 「仕掛け花火」 江坂遊>>

コメント

つぶやき、興味深く読ませていただきました。とても共感できます。

>本を読まない人間はサルである。

私は今までの人生のほとんどがサル期だったのだと知りました(笑)
2008-03-02 Sun 13:02 | URL | さゆみ1194 [ 編集 ]
さゆみ1194さん
コメントありがとうございます。
>つぶやき、興味深く読ませていただきました。とても共感できます。

>>本を読まない人間はサルである。

>私は今までの人生のほとんどがサル期だったのだと知りました(笑)
-----
色々、あったり忙しかったりして、何も考えたくなくなる事が良くあります。もう生活するだけで精一杯なときがあります。なんとか乗り越えればそこに何かまっているのでしょうね。

本は自分達を豊かにしてくれる貴重な財産ではないのでしょうか?
2008-03-02 Sun 16:46 | URL | hina_max [ 編集 ]
高校時代、
「深く考えられる」ようになりたいと思い、
大学の専攻に哲学を選択しました。
実学がまだまだもてはやされる中、
その選択に後悔はないものの、
最近深く考えることを自ら放棄していることに、
このブログを拝見して痛感…
流されることの何と楽なことか…
立ち止まってもう一段深く考える意識を持ち直したいと思った次第です。
2008-03-03 Mon 22:31 | URL | あきら@上方山 [ 編集 ]
あきら@上方山さん
>高校時代、
>「深く考えられる」ようになりたいと思い、
>大学の専攻に哲学を選択しました。
>実学がまだまだもてはやされる中、
>その選択に後悔はないものの、
>最近深く考えることを自ら放棄していることに、
>このブログを拝見して痛感…
>流されることの何と楽なことか…
>立ち止まってもう一段深く考える意識を持ち直したいと思った次第です。
-----
コメントありがとうございます。
生きていくのがなんて大変な事か、最近、とみに感じます。でも色々な事に興味をもち、自分の意見を言える様にしたいです。(*^_^*)
2008-03-05 Wed 00:08 | URL | hina_max [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。