輝く断片のあつめかた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

「ワイルド・スワン」上巻 ユン・チアン 「本日の1冊(13748)」



ワイルド・スワン(上)

著者 ユン・チアン 土屋京子 訳
講談社 1993年1月25日 第1刷発行

2007年8月19日読了
評価 ★★★★★

平成5年(1993年)にベストセラーになっています。
手元の雑誌で調べてみますとその年の1位は”マディソン郡の橋”です。
でワイルド・スワンは5位となっていて、翌年の平成6年も9位に入っています。

自分は、古本で買ってあったのですが積んで置いてありました。
この夏休みに読んでみようと決意し上巻を読了したところです。

中国近現代を生きた女性3代のノンフィクション

上巻には満州時代から1960年ごろの文化大革命直前までが描かれています。
纏足の習慣が残っている時代から始まっています。

上巻で、日本統治、ロシア軍、国民党(蒋介石の)、そして毛沢東の人民解放軍(共産党)へとその政権が推移していきます。

曾祖母、祖母、母が時代に翻弄されながら生きていく、読んでいて何度、声をあげそうになります。
自分達のちょっと前の時代に隣の中国でこの様な暮らしがあったのか。

日々、死と隣あわせの生活のなかで明るく生活している姿は胸を打ちます。

若いときにはだれでも”共産主義”に惹かれるのではないでしょうか?

富の公平な分配 なんてあたりの良い言葉でしょうか。
確かに絶対的に公正な指導者がいて、民も私利私欲に走らなければ成り立つのかもしれません。

しかし、そんな世界はどこにもありません。

下巻は毛沢東の時代がスタートします。
単行本は上・下巻の2冊ですが文庫では上・中・下の3巻に分かれています。
スポンサーサイト

作家ヤ行 | コメント:8 | トラックバック:0 |
<<現状報告(読書めも) 「本のある暮らし(27140)」 | ホーム | 「知的生活の方法」 渡部昇一 「本日の1冊(13748)」>>

コメント

こんばんは!
何年か前の誕生日プレゼントに貰った本ですが、忘れられません。中国という近くて遠い国で起きた想像できないできごとに驚き、悲しみ、時に共感しました。主人公の思いが胸に迫ります。
2007-08-20 Mon 23:36 | URL | samiado [ 編集 ]
samiadoさん
>こんばんは!
>何年か前の誕生日プレゼントに貰った本ですが、忘れられません。中国という近くて遠い国で起きた想像できないできごとに驚き、悲しみ、時に共感しました。主人公の思いが胸に迫ります。
-----
コメントありがとうございます。
ほんとに、主人公や母の体験した出来事は凄まじいばかりですね。 そんな昔ではないことに衝撃をうけます。

これから下巻を読みます。
2007-08-21 Tue 07:46 | URL | hina_max [ 編集 ]
ちょっと難しそうな雰囲気はしますが、ノンフィクションということで、興味あり!メモしました。

現在、色々と問題のある中国ですが、違った角度で見られるのかな?
2007-08-21 Tue 21:40 | URL | オレンジ37 [ 編集 ]
オレンジ37さん
>ちょっと難しそうな雰囲気はしますが、ノンフィクションということで、興味あり!メモしました。

>現在、色々と問題のある中国ですが、違った角度で見られるのかな?
-----
コメントありがとうございます。
隣の国、中国でそんなに昔でない時代にこんな事が起きていたのかと思うと衝撃を受けます。
それ程までに凄い体験です。
読んでみて損の無い本だと思います。
2007-08-22 Wed 00:51 | URL | hina_max [ 編集 ]
女性3代というところにとっても興味を持ちました。
中国のノンフィクション是非読んでみたいです。
2007-08-22 Wed 18:30 | URL | チビーズ0439 [ 編集 ]
チビーズ0439さん
>女性3代というところにとっても興味を持ちました。
>中国のノンフィクション是非読んでみたいです。
-----
コメントありがとうございます。
古本で必ずあると思いますよ。
時間があったら読んでみてくださいね。
戦慄したり、泣けたりします。
2007-08-22 Wed 23:54 | URL | hina_max [ 編集 ]
私も大分前に読みました。
中国の文革関係の本は、できるだけ読むようにしておりますが、本当に文革というのは、恐ろしい事がたくさん起こっていたようです。
山崎豊子さんの「大地の子」も号泣しました。

中国の貧民層というのは、本当に恐ろしいと思います。
ただ、それが、中国人全体の事ではないので、そこら辺を日本人には、勘違いしてほしくありませんが...
2007-08-25 Sat 14:10 | URL | shinoper [ 編集 ]
shinoperさん
コメントありがとうございます。
ほんとに文化大革命、恐ろしいですね。
毛沢東個人の個人の独裁を維持するための文革とは名ばかりの恐怖政治ですね。
今、下巻の中程まで読み進んだところですが恐ろしさで震える場面が何箇所もありました。

確かにこれで中国全体のことをみてしまってはいけないですね。
2007-08-25 Sat 14:23 | URL | hina_max [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。