輝く断片のあつめかた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

20世紀SF  冬のマーケット 遺伝子戦 を読みました!

20世紀SF 5

20世紀SF 5
価格:1,026円(税込、送料別)



20世紀SF 6

20世紀SF 6
価格:1,026円(税込、送料別)



長いあいだ、積読していた 河出文庫の20世紀SF を読了した。
<1>~<6>巻までで1940年代から1990年代の英語圏の代表的SFを網羅したアンソロジー。

ミステリーにおける創元推理文庫の江戸川乱歩編の「世界短編傑作集」全5巻に相当する内容と言えば良いのか。
SF好きを自認するには必須なシリーズかな。

読破したので印象に残ったのを上げてみる。

<6>巻からは絶対これ
「しあわせの理由」グレッグ・イーガン
早川文庫から同題の短編集がでていてそちらで読んだので再読。
何度読んでもすごいです。SF短編のオールタイムベストの1位か2位が定位置がなっとく。

脳の損傷で幸福を感じられなくなった、主人公。手術によってその感覚を取り戻す。だけどなんでもかんでも幸せにおもえてしまう。そう、好みの区別がつけられないのだ。そこで、脳内に仮想の制御コンソールを設定しスライドボタンで物事の好き嫌いを設定するようプログラミングされる。その想像上のボタンを自身で操作することで、好きなものが嫌いになったりする。この意識的に好みを操作しないと自分の個性も好みも得られない。
 幸せとは、脳内の化学反応にすぎないのか?世の中には多幸感をもたらすドラッグがある。薬で得られる幸せと自然に得られる幸せ感のときの脳内の働きが同じだとしたら・・・・これは恐ろしくも悲しい物語でした。

<5>巻からは
「征たれざる国」 ジェフ・ライマン
戦火の絶えない国で体の一部をうって生活していく人々。生きること、人間とは、死とは。国とは・・・色々な事を問いかけられます。深い話でした。

短編集なので、忘れてしまうのが早くて感想がかけない・・・・泣


スポンサーサイト
アンソロジー | コメント:3 | トラックバック:0 |

2月の読書まとめ

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2955ページ
ナイス数:985ナイス

SFマガジン 2015年 04 月号SFマガジン 2015年 04 月号感想
総解説は満足の一言。表紙を眺めるだけでも価値あり。ケン・リュウの短編は今回も面白い。機械化されていく妖怪って初めて読んだと思う。
読了日:2月27日 著者:
タウ・ゼロ (創元SF文庫)タウ・ゼロ (創元SF文庫)感想
なんと言う所へ着地するんだろう!思わず目が点になりそう^^驚きました。数々の困難を人間性を保ちつつ克服していく過程がまた良いです。いくつものドラマが展開されます。そしてそれが蝿の王にもならず驚きのクライマックスへとなだれ込む。宇宙人もタイムマシンもでてこない。ただ、宇宙を圧倒的なスピードで飛び続けるだけ。それなのに、この興奮と感動と驚きは凄いです。なにしろ、宇宙〇〇に立ち会うですから。面白かった。満足です!!
読了日:2月27日 著者:ポールアンダースン
SFマガジン700【海外篇】 (ハヤカワ文庫SF)SFマガジン700【海外篇】 (ハヤカワ文庫SF)感想
面白かったです!好みは「耳を澄まして」「対称」「孤独」「いっしょに生きよう」「危険の報酬」「夜明けとともに霧は沈み」・・・と上げていくと全部になってしまうな~~「ポータルズ・ノンストップ」ファン小説にもなるSFもいい味だしと結局全部面白かったです!!!
読了日:2月24日 著者:
万物理論 (創元SF文庫)万物理論 (創元SF文庫)感想
なんかメチャクチャ凄い!読んでいる間じゅう、宇宙の成り立ちとそれを説明する事の意味を考えさせられた。世界を維持する為に全人類で立ち泳ぎを続ける事が出来たらいいのに。どの頁を開いても知的刺激を受ける濃密な本。半分も理解出来てないけど、凄く良かった。ゾクゾクしました。
読了日:2月17日 著者:グレッグ・イーガン
SFが読みたい! 2015年版SFが読みたい! 2015年版感想
今回は既読率低い!40作中6作品でした!名作を埋めるのと新作を追うのとどっちも愉しいんで悩む所ではあります^_^
読了日:2月14日 著者:
S-Fマガジン 2015年 02月号 [雑誌]S-Fマガジン 2015年 02月号 [雑誌]感想
月刊さいごということで登録。雑誌も今年は記録しとこう。ケン・リュウの短編はシンギュラティ後の人間(データセンターにアップロードされた)と古代人(肉体を持った人)が共存する世界での親子関係を描いている。面白い。サイコパス2の特集も。
読了日:2月11日 著者:
20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)感想
面白かったです!ディレイニーの「コロナ」なんていい話なんでしょう・・こころが読めることの悲哀がせまります。「町かどの穴」いつもわけわからない話を書くラファティですがこれは面白い、笑える、最高によかった。巻頭の「復讐の女神」デラズニイエスパー版ハードボイルドな展開がよかった。不気味な話「リスの檻」ディッシュ、怖すぎです。映画キューブを想像した。異文化とのコミュニケーションを書いた「イルカの流儀」ディクスンも皮肉がきいてて好きです。「月の蛾」ヴァンスのミステリ的などんでん返しも凄いです。さすが傑作選!!
読了日:2月8日 著者:アーサー・C.クラーク,ロジャーゼラズニイ,ハーランエリスン,サミュエル・R.ディレイニー,J.G.バラード
ノーストリリア―人類補完機構 (ハヤカワ文庫SF)ノーストリリア―人類補完機構 (ハヤカワ文庫SF)感想
なんといっても、ク・メルの可愛らしさとその凛々しさが印象に残りますね^^ロッド・マクバン151世の成長物語であるんだけど、そこに地球をまるごと買い取ったりする波乱万丈の冒険がからむ。その原因が短命人のやっかみによることだからなんとも・・・。補完機構はある種専制な統治機構。これは全体主義と紙一重ですね。作中、「人間は怖じ気づいたり退屈したとき、邪悪になる。幸福で忙しくしている時には善良になる」P374の言葉に今の世界の対立を思い浮かべた。他の短編と関連性が沢山あるとの事なので読まねば。
読了日:2月5日 著者:コードウェイナー・スミス
天冥の標VIII  ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標VIII ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)感想
なんとも凄い話です。全体像が見渡せるところにきて、細部をおぼえてないので?マークが一杯ですが、物語の流れ自体が面白いので気にせず読める。でもこれは全巻揃ったところでもう一度読むべき物語ですね。単なる敵はどこにもいないのではというのが今までの結論というか意味かも。しかしそれぞれの境遇がそれぞれを絶望的にまで隔てて行く。今後も目が離せないです。9巻「ヒトであるヒトとないヒトと」早く読みたいですね!
読了日:2月1日 著者:小川一水

読書メーター

読書まとめ | コメント:2 | トラックバック:0 |
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。