輝く断片のあつめかた

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「天使のゲーム」カルロス・ルイス・サフォンを読みました!




著者 カルロス・ルイス・サフォン
集英社文庫
評価 ★★★★★+

めちゃくちゃ面白かったです。
前作「風の影」が楽しめた方なら、数倍楽しめます^^
バルセロナに慣れている所為か?「風の影」より読みやすいです。前作がちょっとと感じた人もこれから読めば嵌るかもしれません。同じ舞台ですが、話は独立しているのでこれから読んでも平気ですよ。

今回の主人公は新聞社につとめる作家のダビット・マルティン。作品が評判になりそこそこ成功しだし、同僚のやっかみもあり辞めて独立する。そして新聞社に通うときに気になっていた空家「塔の館」に住むことにした。
しかしそこは呪われた館。だれもが本気でここに住むのかと驚く。

しばらくして、マルティンの所に謎の編集者が現れ、自分のために本を依頼される。
この謎の編集者とあってから関係者の周囲に死が続く。そしてマルティンは刑事たちにマークされる。
この本の内容がまた謎。いつしかこの物語にマルティンは囚われていく。

前作に続き、「忘れられた本の墓場」が登場します。今回はここで主人公マルティンは「不滅の光」という本と出合います。
それと「忘れられた本の墓場」とおなじくらい魅力的なのが センペーロ親子の経営する本屋さんです。
マルティンの行きつけの本屋さんです。ここでマルティンはディケンズ「大いなる遺産」を見つけます。この本やさん、客からお金を取らないことがあるんです。

最後はびっくりすることが待ってます。えって???・・・・・読んでのお楽しみです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
1917年、バルセロナ。17歳のダビッドは、雑用係を務めていた新聞社から、短篇を書くチャンスを与えられた。1年後、独立したダビッドは、旧市街の“塔の館”に移り住み、執筆活動を続ける。ある日、謎の編集人から、1年間彼のために執筆するかわりに、高額の報酬と“望むもの”を与えるというオファーを受ける。世界的ベストセラー『風の影』に続いて“忘れられた本の墓場”が登場する第2弾。

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作家サ行 | コメント:6 | トラックバック:1 |

「ふわふわの泉」野尻抱介を読みました!

【送料無料】ふわふわの泉 [ 野尻抱介 ]

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価格:630円(税込、送料別)


著者 野尻抱介
早川文庫JA
評価 ★★★★★

凄く面白かったです。
こんな発明で世界が変えられたらな~
読みやすいですし、
(実は読んだの2か月くらい前なので細部をおぼえてなくて感想がかけない・・・・)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
浜松西高校化学部部長・浅倉泉の人生の目標は“努力しないで生きること”。文化祭を前に泉は、ただ一人の部員・保科昶とフラーレンを生成する化学実験を行なっていた。そのとき学校を雷が直撃!実験失敗と落胆する泉の眼前には空気中に浮かぶシャボン玉のような粒子が生まれていた。ダイヤモンドより硬く空気より軽いその物質を泉は“ふわふわ”と名づけ、一儲けしようと考えるのだが…伝説の星雲賞受賞作、ついに復刊。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
野尻抱介(ノジリホウスケ)
1961年三重県生まれ。計測制御・CADプログラマー、ゲームデザイナーを経て、1992年、ゲーム「クレギオン」の設定をもとにした『ヴェイスの盲点』(ハヤカワ文庫JA)で作家デビュー。2002年に上梓した『太陽の簒奪者』(ハヤカワ文庫JA)は短篇版に続いて星雲賞を受賞、「ベストSF2002」国内篇第1位を獲得した。また、『ふわふわの泉』でも星雲賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作家ナ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |

「シップブレイカー」パオロ・バチガルピを読みました


著者 パオロ・バチガルピ
早川文庫SF1867
評価 ★★★★☆

バチカルピの「ねじまき少女」「第六ポンプ」に続く3冊目「シップブレイカー」はYAである。
おなじみの世界背景(石油が枯渇した未来、文明は退化して富裕層と貧困層の二極化が進んでいる)で今回は廃船から再利用できる金属を回収しているネイラーと嵐の後難破した豪華高速船のなかから唯一見つかった生存者ラッキー・ガール(ニタ)のすれ違いながらも惹かれてゆく話。

ネイラーの父は、薬物中毒で一瞬で凶暴になる。なのでネイラーは家に帰るのが恐ろしい。仲間といる方が安全です。
同じ仕事をしている仲間と、しかし仕事を奪いあう関係でもあり、こちらも安心できない。

バチカルビの中では一番、読みやすいです。話の展開も早いし、面白かったです。バチカルピ一冊目にお勧め。



作家ハ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |

「新しい太陽の書」ジーン・ウルフを読みました!

【送料無料】拷問者の影 [ ジ-ン・ウルフ ]

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価格:882円(税込、送料別)



遥か遠未来、老いた惑星ウールスで〈拷問者組合〉の徒弟として働くセヴェリアンは、反逆者に荷担した疑いで捕らえられた貴婦人セクラに恋をする。
組合の厳格な掟を破り、セクラに速やかな死を許したセヴェリアンは、〈拷問者組合〉を追われ、死にゆく世界を彷徨することとなる…。
巨匠ウルフが持てる技巧の限りを尽くし構築した華麗なる異世界で展開される、SF/ファンタジイ史上最高のシリーズ。
新装版でついに開幕。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「拷問者組合」の掟に背いて城塞を追われたセヴェリアンは、新たな任地へ向かう途上、拉致され、深い森の奥へと連れていかれる。そこに設えられた玉座で待っていたのは、反逆者ヴォダルスだった!謎の宮殿「絶対の家」で果たすべき密命を受けて、セヴェリアンは斜陽の惑星を旅しつづける。人知を超えた魔石「調停者の鉤爪」を携えて…。若き拷問者の魂の遍歴を綴るSF/ファンタジイ史上最高のシリーズ、第二弾。

【送料無料】警士の剣 [ ジ-ン・ウルフ ]

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価格:882円(税込、送料別)



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
流刑の地スラックスで警士の任に就いていたセヴェリアンは、かつてネッソスを追放されたように、ある女性との問題から、ふたたびこの山岳都市を追われる身となってしまう。魔石“調停者の鉤爪”を主であるペルリーヌ尼僧団へと返す旅に出た彼は、道中、自らと同じ名を持つ少年セヴェリアンと出会い、ウールスの地をともに往くこととなった。名剣テルミヌス・エストをその護りとして…。巨匠が紡ぐ傑作シリーズ、第三弾。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ペルリーヌ尼僧団を追って北部へやってきたセヴェリアンは、いつしか共和国とアスキア人との紛争地帯に奥深く入りこんでいた。戦場を彷徨ううちに、共和国軍の一員として戦闘に参加することになったセヴェリアンだったが、重傷を負い倒れてしまう。やがて深い静寂の中で覚醒したセヴェリアンの前に“独裁者”が現われ、彼の新たな役割と“新しい太陽”の到来を語るのだった…。巨匠の歴史的傑作シリーズ、堂々の完結篇。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ウルフ,ジーン(Wolfe,Gene)
1931年ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学を卒業。1965年、短篇“The Dead Man”でデビューを果たす。70年代には、オリジナル・アンソロジー・シリーズ“オービット”を中心に、技巧の粋を凝らした短篇を発表。「アイランド博士の死」(1973)でネビュラ賞を受賞する。1980年より刊行が開始された四部作“新しい太陽の書”は、世界幻想文学大賞、ネビュラ賞、ローカス賞など各賞を受賞し、SF/ファンタジイ史上最高のシリーズと評されている。現在も旺盛に執筆を続け、名実ともに現代SF/ファンタジィ界を代表する作家である
評価 ★★★★★


毎年、夏(休み)は大作に挑戦する事にしてます。
「童話物語」「屍鬼」・・・等、そして今年はジーン・ウルフの新しい太陽の書です。

ですが、これは一筋なわでは行きません。
難解!夏の暑さのなかで読む本ではなかったかも・・・再読必至です。
主人公のセヴェリアン(拷問者組合の徒弟から)の成長物語であり、恋と冒険物語です。
そしてなにより世界の探求の物語です。

ファンタジーです。SFです。宗教の本であり哲学の書でもあるかも知れません。
主人公をはじめ魅力的な登場人物にアイテムが登場します。

■鉤爪と呼ばれる宝石・・・治癒力なのか不思議な力をもっていますが、どんな時も使えるわけではありません。意図せずセヴェリアンが持つことになります。本来の持ち主、ペルリーヌ尼僧団に返すことも旅のひとつの目的になります。

■テリミヌス・エスト・・・・セヴェリアンのもつ、名剣。重心が移動する不思議な構造の大剣。先が尖っていないで角になってます。拷問者組合の師から旅立ちの前に渡されます。

■ヴォルダス 少年、セヴェリアンが成り行きから墓場でヴォルダスを助けた所から物語の幕があがります。その正体がじょじょに明かされます。

■セクラ  ・・・ 拷問者の館の牢獄にとらわれた美女。セヴェリアンは毎夜、本の話や色々な話をするうちに本来の拷問ではなく安らかな死を与えてしまいます。これが拷問者組合からの追放の理由になります。

■茶色の本 ・・・・セクラからもらった謎の本。ウールスの神話の様な断片が書かれています。セヴェリアンはこの本と砥石と剣テリミヌス・エストを持ち北に向かいます。

■ジョナス  旅の友人(すぐわかれますが)
■アギア・・・悪女?セヴェリアンをある理由から旅の先々まで付け狙います。
■ジョレンタ・・・絶世の美女
■タロス博士・・・・劇をしながらウールスを旅しています。
■バルダンダース・・・タロス博士と同行。その正体は?

この本には登場人物一覧が付いていません。是非、自分で作りながら読むことをお勧めします。
物語に迷わぬように・・・


4巻で完結しているのですが、5巻があります。
これは続編との位置づけになっています。
再読してから挑戦したいです^^

興味のある方はSFマガジン 2008年10月号を入手する事をお勧めします。


作家ア行 | コメント:2 | トラックバック:1 |

ウェーブ1/12 起動歩兵を作りました!

一年ぶりくらいにプラモデルを作りました。

ハインラインの小説「宇宙の戦士」の加藤直之さんのイラストがもとになっています。
WAVE(ウェーブ) 1/12 機動歩兵 Phase2

WAVE(ウェーブ) 1/12 機動歩兵 Phase2
価格:4,536円(税込、送料別)



ウェーブの1/12のプラモデルです。
プラスチックは固め。合いもあまりよくありません。最近のプラモデルからみれば決して良いキットではありませんが、SF好きにはたまりません。

色は文庫のイメージでグレーに変えました。
重量感がでていればいいのですが。
機動歩兵1
機動歩兵1 posted by (C)日向 永遠

機動歩兵2
機動歩兵2 posted by (C)日向 永遠


リボルテックも発売されています。こちらも欲しいですね^^

模型 | コメント:4 | トラックバック:0 |

8月の読書メーターまとめ

久々の更新です。夏の暑さも和らいできたのでそろそろ復活したいと思います^^
また宜しくお願い致します。

8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2771ページ
ナイス数:1074ナイス

西遊妖猿伝 西域篇(4) (モーニング KC)西遊妖猿伝 西域篇(4) (モーニング KC)
前の巻がいつ出たのか覚えてない・・・1年くらい前かな。活劇はいいのですが背景の怪奇さが足りないような気がします。次巻に期待。来年?
読了日:08月27日 著者:諸星 大二郎
S-Fマガジン 2012年 10月号 [雑誌]S-Fマガジン 2012年 10月号 [雑誌]
出戻りSF者なこともあり有名どころが殆ど未読。名前は一人前に知っている状態^^ブラッドベリも火星と華氏だけしか読んでいません・・・今号の特集良かったです。「歌おう、感電するほどの喜びを!」泣けます。凄くいいです。「霧笛」名作、切ないです。絵になりますね。初訳「生まれ変わり」「ペーター・カニヌス」も両方とも好きです。古いSF(変な言い方だな~)、やっぱり良いですね!!
読了日:08月27日 著者:
警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)
じっくり読んだ。と言うより読まされた。セヴェリアンの長い旅の物語も終盤にきた。拷問者組合からの脱走ではじまったが今では世界(ウールス)の成り立ちの探求に変わっている。セヴェリアンの同行するものは長く一緒の事はなくまるで風景の様に次々に変わっていく。孤独の探求者、セヴェリアンの旅もあと正編一巻と読編。その語りに酩酊しそうですが次行きます。
読了日:08月26日 著者:ジーン・ウルフ
本の雑誌351号本の雑誌351号
定期購読:大森望さん推薦の神林長平「ぼくらは都市を愛していた」読みたいです(品切れ・・)早川Jコレの樺山三英「ゴースト・オブ・ユートピア」も面白そう!!
読了日:08月21日 著者:
調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)
ネタバレ:読んでいる間ずっとセヴェリアンと迷宮を彷徨っている様な感覚に陥る。ジョナスの体が金属で人間の部分が継ぎ足されていたとか、川に浮かぶバルダンダースの背より大きな顔の水の精の出現とか、断片、断片で驚く。それは何を意味しているのか?ファンタジーでありSFである物語との事なので物語と現実が交差する瞬間がやってくるの違いない(SF的な現実という意味だけど)。ただ放浪しているように見えるけれど目的地に近づいているのだろう。タロス博士、ジョレンタへの仕打ちは酷くないか・・・・
読了日:08月19日 著者:ジーン・ウルフ
拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
出だしの魅力的な場面、成り行きから墓地でヴォダルスをたすける所、だけどそれに続く断章が本筋と直接は関係なく思え、進み方が遅いと前半は思った。だけど植物園のあたりから、その世界描写や次々現れる謎の多い登場人物たちがとても素敵に思えてきて、読み進めるのが楽しくなってきた。饒舌な文章もはじめは、読みにくいなと思ったけれど、読み終わる頃にはいつまでも浸かっていたいと思えるほどになった。拷問者セヴェリアンの旅は何処に連れてってくれるのだろうか?楽しみ。
読了日:08月15日 著者:ジーン・ウルフ
SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2012年 09月号 [雑誌]SCALE AVIATION (スケールアヴィエーション) 2012年 09月号 [雑誌]
今回は宮崎駿の雑学ノートから。紅の豚の巨人機や、ナウシカに登場するトルメキア軍の戦列艦とか、凄いです。スクラッチビルドは無理なので、アントノフの赤い機体でも作りたいな~~
読了日:08月11日 著者:
天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)
評判を読んで、躊躇してたんだけど、危惧したほどではなかた。ラバーズたちの性愛のことが中心ではあるが、そのことをかりて、(生命の)存在理由を書いているんだと思った。(たしかにエロいし、その分量が半端なくて嫌いな人もいるだろうなと思う)生命とは何かとか・・・まああまり考えずに読めばいいですけど。面白かったです。
読了日:08月10日 著者:小川 一水
マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック (AERAムック)マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック (AERAムック)
マウリッツハイツ美術館展にいった記憶を強くするため、購入。普通、逆だよ・・・。いい復習になりました!!また見たくなります。
読了日:08月08日 著者:
陋巷に在り〈7〉医の巻 (新潮文庫)陋巷に在り〈7〉医の巻 (新潮文庫)
やっぱり、面白い!今回は子蓉対医げい。医術の成り立ち・・儒術との関わりとかそういった説明もとても興味深く読める。話しはほとんどすすまなかったけど登場人物が増えてますます面白い!!!
読了日:08月04日 著者:酒見 賢一

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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