輝く断片のあつめかた

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山梨県立美術館、文学館に行きました。

三連休、実家に行っていました。コメントの返事が遅くなってすみませんでした。

実家から、甲府にいる姉のところにいったのですが、近くの県立美術館の特別展が東郷青児だったので行ってきました。
山梨県立美術館、初めて行ったのですが、庭が広大ですごく綺麗でした!同じ敷地に文学館もあり、石川啄木展をしていました。

天気も良くて気持ち良かったです。
石川啄木は母が大好きで予定にはしてなかったのですが寄りました。

東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる

日本人の詩情に合いますね。
啄木は26歳で夭折しています。北海道の新聞社に勤めています。小説をかいていましたがまったく売れず、苦労しています。評価がたかまったのは死んでからですね。

東郷青児は大好きな画家です。直にみれて幸せです。6月24日までやっているとの事なのでまた ゆっくり行きたいです。
彼の描く乙女たちは、この世のものではない妖精の様です。

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IMG_0090 posted by (C)日向 永遠

山梨県立美術館から文学館を望む
山梨県立美術館から文学館を望む posted by (C)日向 永遠

東郷青児 絵葉書
東郷青児 絵葉書 posted by (C)日向 永遠

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IMG_0091 posted by (C)日向 永遠
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博物館、美術館 | コメント:4 | トラックバック:0 |

探している古本メモ

 古本メモ 

陋巷に在り 10 、 11、 12  新潮文庫

ゴーメンガースト    創元推理文庫
ファファード&グレイ・マウザー (魔の都の二剣士)のシリーズ 創元推理文庫

銀背のSFシリーズ

久生十蘭
香山滋
日影丈吉  
城昌幸 等 怪奇幻想の作家の本

異星の客 ハインライン
月長石
リング・ワールド シリーズ
リバー シリーズ

気長に探します・・・・
読書 | コメント:10 | トラックバック:1 |

「陋巷に在り  儒の巻」酒見賢一を読みました!

陋巷に在り1儒の巻【中古】afb

陋巷に在り1儒の巻【中古】afb
価格:251円(税込、送料別)



著者 酒見賢一
新潮文庫
評価 ★★★★★

ずっと前から、読みたくて少しづつ、購入してきました。
全13巻、しかし、現在絶版です。
古本屋に行くたびに買っていたのです。そして 1~9、13を揃えることができました。
10~12がまだ手元にないのですが読み始めました。

帯のサイキック孔子伝!が泣かせますね~
孔子が活躍した時代は 前500年位、中国は春秋時代です。

小国 魯 の陋巷(貧民街みたいなところ)に住む顔回(孔子に一番愛された弟子とのこと)を中心に描かれます。
1巻では クーデターを起こす陽虎をあいてに孔子や顔儒(魯の巫儒の一族)が呪術で戦います。

もう面白くて、つづけて読んでますよ~
陋巷にすむ 娘 妤(よ)が顔回が好きで顔家に入り浸るのですが、これがまたお転婆で可愛らしいです。
(5~6巻で大変な事になってますが・・・)

出版されたときも気になっていたのですが、読むのが今頃になってしまった事を少し後悔してます。


作家サ行 | コメント:8 | トラックバック:0 |

kotoba 2012年春号



定期購読している kotoba no,7 です。

色々な方面から死を考えています。
科学からの死をかんがえたところで、生命が誕生したときはある意味、不死だった、それは細胞分裂で増えていったから・・・それが性による種の保存を選んだ時から死ぬことのなったとの話にとても興味をひかれた。性は生に通じそして死のことでもあったのですね。

この本ではありませんが思い出したことがあります。日本に自生する彼岸花はすべて同一のDNAをもっているとの事。稲作の伝来と同時期に中国からもたらされた一つの球根から株分けされて日本中に広がったそうです。凄い事だとおもいませんか?植物(木材)はきっても長い間、そのままの形を保ちます。これも不死のひとつですね。

今、医学、治療が進んで寿命がどんどん長くなっています。100歳も珍しくなくなってきました。これはとても喜ばしい事なのでしょうが、見方をかえる(もともとの生命としての寿命からみれば)、歪んだことかもしれません。社会形態さえかえていきます。

人の死は悲しいものです。しかし誰もが逃れる事ができません。
震災で失われた尊い生命の事は忘れないことが一番だと思います。
そして誰かの心に生きていくことが大事な事だと感じます。

作家の木谷恭介氏が断食安楽死の失敗談を書いていてそれもとても興味深かった。
雑誌 | コメント:4 | トラックバック:0 |

掌編「絶望という名の希望」日向永遠

すごく久しぶりに創作しました。

おもいきりダークな内容です。相変わらず意味不明ですが読んでいただけたら嬉しいです。
読後、あまりいい感じはもたないかも・・・・

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絶望という名の希望  日向永遠

 家族に先立たれた悪夢のような事故。一人残された家。男手一人での生活に嫌気がさしていた。職場での人付き合いも、空々しく感じていて、言葉は素通りしていく。
死のうと思い、荒波が打ち寄せる自殺の名所の岬に着いた。昼間に下見しておいたので暗くても大体の場所は覚えている。しかし、小石に躓き、足首を捻ってしまった。ずきずきと痛む。そこにしゃがみこんでしまった。這って進んだ。岩をつかみ、痛む足を引きずり進む。先の方から波が砕ける音が聞こえる。もう少しだ。顔をあげ進む。岸壁まであと十メートルくらいまできた。時折、波の飛沫が体にかかるほどになった。この痛みも波の冷たさも、そして勿論、今までの世界も無常ももうすぐおさらばだ。世界との決別。それが今の望み。希望。その希望だけをたよりに進んだ。足の痛みが、今まで生きてきた、世界を象徴しているかのように苛む。しかしその痛みから逃れる事が、もうすぐ出来るのだ。ただ、耐えていた今までとは違う。この一歩こそが希望なのだ。

 突然、声が聞こえた。
「小父さん、死にたいの」顔をあげ闇を透かし見る。すると少し先の岩の影から少女がのぞいているのが見えた。大人とも子供ともいえない年齢。長い髪が顔の半分を隠している。鋭く美しい目が刺すように見据えている。ぞくりとした感覚が背中を走る。体温が下がるのが分かる。
「小父さん、死にたいの?」少女が再び問うた。言葉を失った私はただうめくばかりだった。少女が近づいてきた。そして、私の右手を無造作に踏みつけた。痛みが足から掌に走る。「この痛みが死に近づく事になる?」少女は酷薄な笑みを浮かべている。痛みの中でもその美しさで麻痺しそうだった。「これは人助け?」踏みつけた足にこねるように体重をかけてきた。 飛沫なのか涙なのか滲んで見える少女の右手にははっきりと傷跡があった。「私の右手と同じにしてあげる」さらに力がこもる。自分の右手が不気味が音をたて砕けた。激痛に意識が遠のく。「どうせ、死ぬんでしょ?」少女は壮絶ともいえる笑みを浮かべる。「君は誰なんだ」自分のうめき声は蚊の様に小さい。「君は誰なんだ?」叫ぶ。
今度は聞こえたようだが少女は無言で足に力を込めた。足を挫いているとはいえ何故抵抗しないのか。突然、疑問が沸く。右手から突然、重さがなくなった。次は頭だった。全体重をかけ顔を踏まれる。靴底がゴム状だったのが幸いだが、それでも激痛だった。「これで死ねる?」少女が凄む。意識が遠のくなかで少女の顔をもう一度見たいと願った。一瞬、見えたその顔は妖精の様に美しかった。そして意識をなくした。

 気が付くと自分が目の前にいた。岸壁の石くれのうえに横たわっている。目の前の自分はしかし死んではいないようだ。もぞもぞと動いている。恐る恐る、足元をみる。その足はさっきまで自分を踏みつけていた少女の足だった。入れ替わったのか?
(違うよ。目の前のこの男は私じゃない。入れ替わったりしてない。あなたが私に取り込まれただけ)目の前の自分はゆっくりと崖に近づいていく。そして、そのまま奈落に落ちていった。少女(自分)は、崖にある岩陰のくぼみに入った。そこに座ると外界と隔絶された。(つぎの自殺者を待つのが私の役目、死を与えて、死を見つめることが私たちの役目)(生きているのか?自分は?)(死ぬことはできないのさ)少女と自分の意識の会話は続けていくうちにどちらがどちらとも区別がつかなくなっていった。絶望と希望が入り混じった。
(了)

掌編 | コメント:6 | トラックバック:0 |

「ジェイクをさがして」チャイナ・ミエヴィルを読みました!!

【送料無料】ジェイクをさがして

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価格:1,029円(税込、送料別)


著者 チャイナ・ミエヴィル
早川文庫SF 1762
評価 ★★★★☆

ミエヴィル、面白いな~
「都市と都市」、「ペルディード・ストリート・ステーション」(こちらは近々文庫化されますね。未読な方は是非文庫で読んでみてください。絶対絶対のお勧め、大好き。ごちゃまでな魅力満載です。強くお勧め)を読むとミエヴィルが都市や異世界に興味をもっているのが分かります。

■ 鏡  は 鏡に映っている世界が実は異界で、こちらを唯、映しているいるだけじゃないんだ。いつか鏡の向こうの世界からこちらの世界に侵略が始まる。そんなお話。面白い。

■ 細部に宿るもの
もろラヴクラフトです。ほらーです。壁のシミや罅にしわに形をみつけます。それが異形のものだったり、世界のいりぐちだったりします。これも好み。

■ ジャック
「ペルディード・ストリート・ステーション」の世界。あの中にでてきた義盗、ジャックの物語。彼は犯罪者が刑罰として受けるリメイド(体を改造される人々。手を機械にされたり、昆虫の手足をつけられたり。さまざま)された人間なんです。かれの物語。かまきりの鉤爪をつけられます。「ペルデディード~」をよんでなくても楽しめると思います。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ロンドンは、どこからともなく出現した謎の存在“イマーゴ”に幾度となく蹂躙され、無秩序状態に陥っていた。わずかに残った数千人の市民は、レジスタンスを組織し抵抗運動を続けていたが、容赦ない攻撃を繰り返すイマーゴの前になすすべもなかった…。グロテスクなイメージに彩られたローカス賞受賞の傑作「鏡」、世界の終焉を迎えつつあるロンドンを彷徨う男を描いた表題作ほか、英国SF界の旗手による全14篇を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
ジェイクをさがして/基礎/ボールルーム/ロンドンにおける“ある出来事”の報告/使い魔/ある医学百科事典の一項目/細部に宿るもの/仲介者/もうひとつの空/飢餓の終わり/あの季節がやってきた/ジャック/鏡/前線へ向かう道(画:ライアム・シャープ)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ミエヴィル,チャイナ(Mi´eville,China)
1972年イングランドのノリッジに生まれる。ケンブリッジ大学で社会人類学の学位を取得。ロンドン大学で国際法の博士号を取得している。98年に長篇『キング・ラット』を発表してデビュー。2000年に刊行した“バス=ラグ”シリーズ第一作『ペルディード・ストリート・ステーション』(早川書房刊)は、アーサー・C・クラーク賞、英国幻想文学賞を受賞、一躍SF/ファンタジイ界を担う存在となった。02年にはThe Scar、04年にはIron Councilと、“バス=ラグ”シリーズの長篇を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

【送料無料】都市と都市

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

作家マ行 | コメント:8 | トラックバック:2 |

「分解された男」アルフレッド・ベスターを読みました!!

【送料無料】分解された男

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価格:735円(税込、送料別)




著者 アルフレッド・ベスター
創元文庫SF
評価 ★★★★★

金曜日です。今週も疲れました・・・・!期の切り替わりで大変!なんとか今週も終わりです。

ベスターといえば
SF版、「モンテクリスト伯」をねらって書いた 「虎よ、虎よ!」ですね。あれは面白かった。
それ以外ベスター読んでなかったのですが、やっと今回 「分解された男」を読みました!

面白い、面白い

人の心を読める超感覚者(エスパー)が社会の要所にいて、重犯罪が未然に防げる世界。
宇宙をまたにかけた企業の社長、ベン・ライクは危機的状況を回避するために、競合の会社社長を殺害する事にする。

心を読まれる世界でどうやって殺人をやり遂げるのか、
そして殺人の実行。現場に居合わせた、被害者の娘の失踪。

超感覚第一級の刑事リンカン・パウエルが捜査に乗り出す。すぐにライクが犯人と特定するのだが、証拠がない。
一方ライクは夢で顔の無い男に悩まされる。顔の無い男の正体は・・・

題名どおり、最後は分解されてしまうライクなのですが、最後、驚きの結末が待ってます。
訳が古くて、表現が古めかしい・・チョンガーとか驚き桃の木とか出てきますが、余計な脇道がないので最後まで一気につっぱしっていて、とても躍動感があります。

面白いです。SFですがミステリーとしても読めます。
さすが、ベスターです。 



【送料無料】虎よ、虎よ!

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価格:924円(税込、送料別)






作家ハ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |

共同体幻想

いつも思う事がある。

人は人を事をどこまで思うことができるのか?

社会、共同体の一員として、人の悲しみや喜びを自分のものとして感じることができるのか、することが良いことなのか?

家族に不幸があったとする。それは悲しい事。近所でも付き合いが深いと悲しい。
こうしてどんどん世界を広げていくと隣の国、地球の反対の国の紛争で自分が傷つくことになる。

だから、共同体に境界を設けなければならないのか
同じ人種、宗教、言語、共通する価値観の上に共通の共感能力があるとすると、おのずと共同体が決まる。
しかし今、グローバル化に遅れまいと、価値観の違いを埋めようとしてる。

すると、地域的共同体と新しい価値観(利害関係で置き換えてもいい)の共同体が同じ人に重なることになる。
この二つ以上の共同体が矛盾なく、成立している間は問題ないのかもしれない。
しかし、それが続く保証はない。

価値観の相違であらたな、共同体が生まれる可能性があるのかもしれない。
新人類はSFだけの世界ではない・・・・

以上 たわごとでした・・・・
私的コラム | コメント:8 | トラックバック:0 |
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