輝く断片のあつめかた

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SFが読みたい!2011年版 「本日の1冊(13748)」


【送料無料】SFが読みたい! 2011年版
早川書房
SFマガジン編集部編

昨年はあまりSFを読んでない様な、それ以前に読んだ本が少なかったです。
でもこの本は毎年買ってます!


ベストSF
国内編
1位は ダントツ 上田早夕里 

【送料無料】華竜の宮 でした

良かったです。感動します。今

海外編は
異星人の郷 マイクル・フリン


【送料無料】異星人の郷(上)

【送料無料】異星人の郷(下)

これは積読しているので近々、読もうと思ってます。

昨年はSF短編集が沢山でました。
そして楽しみなのが小川一水の

【送料無料】天冥の標(3)です。


SFは未来を描きます。それは現在を照らします。
こんな世界だからこそ、SFが描く未来を読む意味があります。


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未分類 | コメント:4 | トラックバック:0 |

「The Art of George R. R. Martin's a Song of Ice & Fire」を購入しました! 「本日の1冊(13748)」

洋書です。
The Art of George R. R. Martin's a Song of Ice & Fire
アマゾンで見つけて注文してから半年。忘れていたらやっと手元に届きました。

あの氷と炎の歌の世界が目の前に現れます。
絵を眺めているとまた続きを読みたくなります!




表紙&裏表紙 ロブ・スタークの雄姿でしょうか?
表紙

右ページ、ブランがホーダーの背に乗せられて塔を目指すところ
ブランたち

ナイト・ウォッチに身を置く ジョン・スノウです。
ジョン・スノウ

ハイガーディンでしたか、囚われの身のティリオン。隣のページの絵もティリオンですが・・
ティリオン

アリアです。上には早川文庫のよく知った絵が
アリア

ドラゴンの復活とデーナリスです。
デーナリス

赤い女 メリサンドル
メリサンドル

人物の絵は日本の方が素敵ですが、城とか情景を沢山見ることができてうれしいです。

円高で洋書も買いやすい時期かもしれません。


本の周辺 | コメント:4 | トラックバック:0 |

「本に埋もれて暮らしたい」桜庭一樹を読みました! 「本日の1冊(13748)」


【送料無料】本に埋もれて暮らしたい
著者 桜庭一樹
東京創元社
評価 ★★★★★

もうだいぶ前に読んだのでほとんど覚えていません。
でも楽しかった。人がどんな本を読んでいるか知るのは楽しいですね


出たら買う、桜庭さんの読書日記。
相変わらずの読書量。
出版社の方と打ち合わせか読書談義か
桜庭さんなんでも読みます
すごいな


ところで今回の地震で桜庭さんの本はどうだったんだろうと心配になります。




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
サイン会、打ち合わせに撮影、連載開始…サクラバカズキは忙しい。ドナドナになったり、暴走族になったり、白い魔物(あいふぉん)に翻弄されたり…それでも嵐が来ようが、風が吹こうが、やっぱり毎日、書店に行き、毎日必ず、本を読む。読書魔サクラバの好評ウェブ連載単行本化。縦横無尽に読んで過ごした一年間。


作家サ行 | コメント:8 | トラックバック:0 |

「聖餐城」皆川博子を読みました!


【送料無料】聖餐城
著者 皆川博子
光文社文庫
評価 ★★★★★+

本屋さんに行くたび、気になって手にとってはそのまま棚に返していました。
何故ならこの厚さ 文庫で4cmです。自立できます。そして文庫だけど1300円。薄い単行本買えますよ。

でも面白そうな題名 「聖餐城」 なのです。初皆川さんでした。

そしてとうとう読みました!面白いです!厚さに敬遠している方があったら是非よんでみてください。嵌ります。

中世ドイツ 神聖ローマ帝国を舞台に新教(プロテスタント)と旧教(カソリック)の争う三十年戦争。

その輜重(しちょう)隊にいる親をしなないアディ。彼は馬の胎から生まれた。彼を拾った育て親がそう言っていた。

略奪、凌辱の場面でアディは 舌を切られるところを目撃してから言葉をうしなう。

そして毎度の略奪現場で金目のものをさがしているとき ユダヤ人の少年イシュアにであう。
イシュアと一緒にいる間、アディは喋れるようになる。そこから二人の友情が生まれる。

彼はやがて傭兵となり、生涯をつくす気なる傭兵隊長にであう。

一方イシュアは富豪の父、そして兄の政争の道具とされ、城の地下牢に幽閉されてしまう。
そして、そこで青銅の首なる叡智を知る道具の事を知る。それは聖餐城にある。

アディは隊にいる間に、恋していけない相手、不可触民の娘に恋してしまう。
アディは出世してその人たちに普通人の権利を取り戻そうとする。それまで待ってくれと。

しかし時は無常にながれて・・・

恋と友情と戦争と色々な要素がまじりあって厚いけど絶対面白いです。
ヨーロッパ史をもっと読みたくなります。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「馬の胎から産まれた少年」アディは、新教と旧教が争う三十年戦争の戦地を渡り歩きながら育った。略奪に行った村で国王にも金を貸すほど裕福な宮廷ユダヤ人の息子イシュアと出会う。果てない戦乱のなか傭兵となったアディは愛してはいけない女性に思いを寄せ、イシュアは権謀を巡らし権力を握ろうとする。二人の友情を軸に十七世紀前半の欧州を描く傑作歴史小説。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
皆川博子(ミナガワヒロコ)
1930年生まれ。東京女子大学中退。’73年、小説現代新人賞受賞。’86年『恋紅』で直木賞受賞。’98年『死の泉』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

作家マ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |

掌篇「何処に君はいるのか」日向永遠

皆さんお久しぶりです。約1か月ぶり更新です。
今回の地震、津波の傷跡の大きさは計り知れない影響があって、どう気持ちを整理してよいかわかりませんでした。自分には何ができるのでしょう?どう向き合っていけばいいのでしょう?そんなことばかり考えていた1か月でした。

 余震が何回もつづいています。不安はつのるばかりです。

 でも怯えていてもダメですね。自分は元気だと発信することも大事な事だと気が付きました。自分はちっさいけれど、その自分のこのブログを読んでくれる人がいる。それだけでも大事だと気が付きました。なので少しづつですが、更新を再開することにします。
 自分にできる一つがブログを書く事でもあります。

 改めて宜しくお願いいたします。

 以下は地震の事を思いながら書いた創作です。
 事実とは関係ありませんのでご注意ください。

********************************************************************
「何処に君はいるのか」日向永遠 

瓦礫の中を直人はさまよっていた。そして瓦礫となった家を見つける。

「何処にいるんだ。幸」たった一人の肉親。妹。まだ二十歳にもなっていない。倒壊した家の前で直人は泣き崩れていた。何時間も。日が沈み、夜露が直人ぬらす。涙とまじり頬を流れる。闇が包み込む。風が鳴く。ビューと鳴く。
寒さに震える。けれど行く宛が何処にある。声が聞こえる。

「兄さん。兄さん。泣いていてはダメ。生きていくことが兄さんたちの役目なんだよ。今は泣いていても、明日は歩きださなくては。歩けるだけ歩いて。その先に私はいるわ」

 風が鳴る。
「幸。側にきてくれ。もう一度、顔を見せてくれ」直人は顔をあげる。月もない夜。ひとつの灯りもない。一面、闇の底。原始の広野ではないのだ。近代の街が闇に沈んでいる。遠くに波の音がしている。人は何処にもいない。
「一人じゃないよ」直人は左右をみる。誰もいない。幻聴か。でも幸の声だった。
「生あるものはやらなくてはならない事があるんだよ」
「幸。やめてくれ。何処に希望があるんだ。幸の為に今まで生きてきたんだ。幸がいないのに僕は生きていく意味がない」
「何を言っているの。兄さん。生きていく事自体が意味があるのよ。たとえて誰も知っている人がいなくても生きて
いかなくてはいけないのよ。兄さんには解っているはず」

「幸。生き残る事は罪悪じゃないのか。自分が幸の替わりに死ねばよかったんだ」

「何を言っているの。そんなこと選べる事ではないわ」
「見えているだけが世界じゃない。一人では見えている範囲はとても狭いわ。今も昔も変わりない。情報の届かない昔の方が真実に近い場面もあったのよ。世界は多面だよ。生きていれば解る事が無限にある。そして人は無力じゃない。微力ではあるかもしれない。けれどその小さな力が世界を動かしているんだよ。兄さんだってそんな事わかっている。目を開けば見えることがある。涙で曇った目では見えないことが世界にはある。私はいつまで兄さんと一緒にいる。世界の誰とでも一緒にいる。生きていて兄さん」

 風がなり、波がなる。東の空が白んでくる。
「日の光は暖かいな」涙でゆがんだ太陽をみる。

************

何ヶ月過ぎた、瓦礫はまだあちこちに残っている。
その瓦礫の片隅にタンポポが咲いている。
「こんな所にも咲くんだな、幸はタンポポが好きだったよな」
「幸が言うように生きていくよ。生きていく限り、あきらめない。それが生きている者の勤めだから。だけど、時々は、休んでもいいよな」
 直人には幸の声がいつも聞こえる。それは、心にあった。
「兄さん。大丈夫だよ」
「そうか・・・・黙っていても明日はくる。けれどその明日を作っていくのは生きている者たちとそれを心から支えている幸たちだ。無駄は死も、無駄な生もない。なにも出来ないと嘆いているだけじゃなくて、普通に生きていくよ」

優しい風が吹きタンポポが小さく揺れた。それはまるで微笑んでいる様に見えた。
 
(了)


掌編 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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