輝く断片のあつめかた

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進化しすぎた脳 読了

書評 2007-001
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題 : 進化しすぎた脳
著者: 池谷 裕二 

出版社:講談社ブルーバックス
定価 :1000円(税別)
ISBN978-4-06-257538-6
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2007年3月読了

評価 ★★★★☆


面白いです。知的興奮を求める人にお勧めの本だと思います。
立花 隆さんがその著作のなかで人間の欲には食欲、性欲と同じ様に
知識欲がありそれが社会、文化を発達させたといっているけど色々な事を知りたいと
欲している人にとって(自分もそうですが)この本は刺激的。

副題 "中高生と語る[大脳生理学]の最前線”の通り予備知識がなくてもついていける様,解説されています。

例えば
ネズミをラジコンにした論文の話。
人間の脳の神経細胞のシナプス状態の組合せの数(2の1000兆乗)は宇宙全体の星の数を遥かに超えているとか。
人間の脳とコンピューターの違いは何かとか
シナプスがあいまいさの原因とか
汎化(事象を一般化する心の作用)の話
いままでシナプスは繋がる(神経細胞同士が)ものと思っていましたが実は”すきま”の事だった。
等々

中でも、自分が面白いというか考えさせられたのは
意識、無意識の話。普段、私たちが見ると云う行為は意識的なのか
口をついてでる言葉は意識的なのか(聴いた話を理解し返事をするのに0.5秒かかるそうです)
等アイデンティテーの問題にも係わる話があって、非常に刺激的でした。


読んでいていて何回もハットすることばかりです。
400ページ近い本ですが厚さを感じさせません。

関連書籍を探したくなる本でした。






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