輝く断片のあつめかた

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「その女アレックス」ピエール・ルメートルを読みました。



帯の煽り6冠達成に釣られて読んでみた。
開幕そうそうアレックスが何者かに誘拐監禁されます。
一部では、助かるのかドキドキします。
そして、その結末からが、予想外の方向へと進みます。

題名からなんとなく想像できますが、アレックス只者ではありません。
そして、なんだこの物語とおもっているとまた別のベクトルに方向転換。

1部、2部、3部と変わりようがすごいです。

追う方のちびの刑事とけちの相棒、金持ちでとてもおしゃれな刑事の三人のチームがまた、いい味でてます。
ほろりとした良いエピソードもあって凄惨な話のなかですくわれます。
久しぶりのミステリでしたが、面白かったです。
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作家ラ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |

「世界を変える日に」ジェイン・ロジャーズを読みました。


作者 ジェイン・ロジャーズ
ハヤカワ文庫SF 1909
評価 ★★☆☆☆

帯の惹句が
「たったひとつの冴えたやりかた」の純粋さで、「わたしを離さないで」の衝撃を描きだした近未来フィクション
アーサー・C・クラーク賞受賞


とおまけにこのタイトルで、これは、読まねばと期待が膨らみます。

バイオテロで女性が妊娠すると死んでしまうMDS(母体死亡症候群)に全人類は感染してしまった。有効な対策は無い。
このままでは人類は今の生存者を最後に滅亡してしまう。
 主人公のジェシー・ラムは16歳の女生徒。はじめはこれは、傲慢な人類への罰だ位に考えていた。しかし、科学者の父や同僚からの情報等で自分にも出来ることがあるのではと考えはじめる。
 そしてその決断をめぐって父と確執する。

ここまで読めば、面白そうと思いますが・・・・
少女の愛と勇気を鮮烈に描き出した作品 と あるけどこの少女の魅力がありません。なんか自分は使命感に燃えて、世界の為に犠牲になるみたいな、一途な行動に走るんですが。
なにが衝撃なのかも感じられません。

辛口な感想になってしまいましたが、傑作「わたしを離さないで」と比べるとしょうがないと思う。

 




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「シャンタラム」グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツを読みました! 「本日の1冊(13748)」


【送料無料】シャンタラム(上巻)

【送料無料】シャンタラム(中巻)

【送料無料】シャンタラム(下巻)
著者 グレゴリー・ディビィッド・ロバーツ 田口俊樹(訳)
新潮文庫
評価 ★★★★★++

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
男は武装強盗で20年の懲役刑に服していた。だが白昼に脱獄し、オーストラリアからインドのボンベイへと逃亡。スラムに潜伏し、無資格で住民の診療に当たる。やがて“リン・シャンタラム”と名づけられた彼のまえに現れるのは奴隷市場、臓器銀行、血の組織“サプナ”-。数奇な体験をもとに綴り、全世界のバックパッカーと名だたるハリウッド・セレブを虜にした大著、邦訳成る。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
スラムでコレラが発生し、リンは獅子奮迅の活躍。だが、何者かの陰謀で投獄されてしまう。苛烈な拷問、同房者との対決、さらにはシラミや線虫との闘いー。疲弊して出所した彼はボンベイ・マフィアにスカウトされ、不正両替やパスポート偽造の手口を学ぶ。収入にも恵まれてスラムを離れたものの、かけがえのない者たちを喪ったことをきっかけに薬物がもたらす奈落へ沈んでゆく。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
リンは禁断症状を脱し、マフィアの首領の意を受けてソ連軍占領下のアフガニスタンに同道する。ムジャヒディン闘士たちとの交友。首領との確執。そして明かされる陰謀の真相。敵軍の猛攻で同志が次々と斃れるなか、リンは重傷を負いながらもボンベイに生還。個人としての復讐と、組織同士の最終抗争へと向かうー。“生きること”を問いつづけた現代の『千夜一夜物語』、感涙の完結。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ロバーツ,グレゴリー・デイヴィッド(Roberts,Gregory David)(ロバーツ,グレゴリーデイヴィッド)
1952年、豪メルボルン生れ。十代から無政府主義運動に身を投じるも、家庭の破綻を機にヘロイン中毒に。’77年、カネ欲しさに武装強盗を働き、服役中の’80年に重警備刑務所から脱走。’82年、ボンベイに渡り、スラム住民のために無資格・無料診療所を開設。その後、ボンベイ・マフィアと行動を共にし、アフガン・ゲリラにも従軍。タレント事務所設立、ロックバンド結成、旅行代理店経営、薬物密輸の後に再逮捕され、残された刑期を務め上げる


少しお久しぶりです^^

今回取り上げる本は「シャンタラム」です。↑の著者情報をまず、読んでみてください。
この話は著者が肌で経験した物語なのがわかりますが、その凄まじい話が読むものを圧倒します。

最初の数十ページを読んで付箋を用意して、何か所にもつけました。

オーストラリアの刑務所を脱獄し、流れ着いた先、インド、ボンベイ。ここでガイドのプラバカルに出会う。その満面の笑顔に引き込まれ、信用していく。事件が色々あって無一文になりスラムに住むことになる。そこで怪我の治療をしたことから、スラムの住人の病気や怪我をみる無免許の医師になる。スラムの描写がまたすごくて、ただ貧しいだけじゃなくて、誇りや愛に満ち溢れている事が分かる。住人同士の結束がまた凄いです。プラバカルの村に何か月か滞在することになって、その母親から「シャンタラム」の名前を貰う。意味は(平和を愛する人)です。

インド・マフィアのボス アブデル・カーデル・ハーンに気に入られ行動をともにすることになる。インドの言葉をしゃべれる白人として貴重な存在、それ以上に男どおしの愛情を深める。

インドの街の描写もすごく魅力的、一生、横にならない事を誓った人たちが住む寺(寝るときはロープで体をつって寝るんです)やアヘン窟、等、インドの熱気がせまります。
インドは心の国、愛が基本です。法律の前でさえ人と人の愛情が勝ちます。インド、行ってみたい気持ちになります^^

下巻でアフガニスタンとロシアの戦争に行きますがその雪の山岳での戦闘場面も凄いです。

今年の海外部門でダントツの面白さです!!
ジョニー・ディップ主演で映画化されるみたいです・・・




お友達のnanacoさん のブログで紹介していただきました。
作家ラ行 | コメント:10 | トラックバック:1 |

「ラヴクラフト全集2」H・P・ラヴクラフトを読みました!!


ラヴクラフト全集(2)
著者 H.P.ラヴクラフト
創元推理文庫
評価 ★★★★★

読書関係の今年の目標のひとつにラヴクラフト全集を読むがあります。

遅々として進んでいません。やっと2巻目をよみました。

この巻には
クトゥルフの呼び声
エーリッヒ・ツァンの音楽
チャールズ・ウォードの奇怪な事件
の三篇が収録されています。

クトゥルフの呼び声はクトゥルフ神話のきっかけとなった傑作です。

が自分の好きなのは長編

チャールズ・ウォードの奇怪な事件 です。

先祖に怪奇な人物がいる、チャールズ・ウォードはそれを探っていくうちにある事実を知る。
それは死者の復活。その術を先祖以上にうまくする事ができる・・・がその結末は・・

4月の始めに読んだのですっかりわすれているのですがこれは傑作です。
雰囲気は今も覚えています。
はじめはとっつきにくかったけど、読み進めていくうちに引き込まれたのを覚えています。

3巻を何時読めるのでしょうか・・・


作家ラ行 | コメント:2 | トラックバック:0 |

「跳躍者の時空」フリッツ・ライバーを読みました!! 「本日の1冊(13748)」


跳躍者の時空
著者 フリッツ・ライバー(中村融・編)
河出書房新社 奇想コレクション
評価 ★★★★☆

奇想コレクションの18回配本。
フリッツ・ライバーです。
おさめられた短編で最初の5つは スーパー猫、ガミッチの活躍を描いています。

何時か、人間になると信じていた子猫の時代から、猫の身を受け入れる成猫になるまで。

ガミッチは凡人の人間には目もくれず、水皿をひっくり返して水の流れの造形から芸術を作ろうとしたり、深夜、猫の代表いや地球の代表として宇宙人と交渉したりします。

とにかくガミッチかわいいです!!それに頭いい・・・

「骨のダイスを転がそう」は死神とギャブル勝負の話。凄いです。すべてをかけての勝負にドキドキとゾワッときます。




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
まずは、SF史上最高の猫ガミッチが活躍する物語から。天才仔猫が大人の階段上る過程の、おかしくも痛々しい事件を描いた表題作から、本邦初訳の「三倍ぶち猫」まで、シリーズ全5作を一挙収録。ほかに、死神との一世一代の大勝負に出た男を描いてヒューゴー賞、ネビュラ賞の二冠に輝いた傑作「骨のダイスを転がそう」、家族の夢想が奇妙に交錯する「冬の蠅」、数をテーマにした特異なファンタジー「春の祝祭」など、全10篇を収録。
【目次】(「BOOK」データベースより)
跳躍者の時空/猫の創造性/猫たちの揺りかご/キャット・ホテル/三倍ぶち猫/『ハムレット』の四人の亡霊/骨のダイスを転がそう/冬の蠅/王侯の死/春の祝祭
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ライバー,フリッツ(Leiber,Fritz)
1910年、アメリカ、イリノイ州生まれ。シェイクスピア劇俳優を両親に持ち、幼い頃からエリザベス朝演劇や幻想小説に親しんだ。作家デビューは39年。時代をつねに先どりする形で作風を次々と変え、SF、ファンタシー、ホラーの各分野で偉大な足跡を残した。科学と魔法と迷信が渾然一体となった世界は、ほかに類を見ない。92年没


作家ラ行 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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