輝く断片のあつめかた

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「たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤングを読みました!


河出書房新社 奇想コレクション
著者 ロバート・F・ヤング
評価 ★★★★★

昨夜から台風で風雨が凄いです。
今日は家からでない方が良いですね。
色々なものが転んでいます・・・・後で片付けないと。


大好きな 奇想コレクションの最終巻です。(未読なのがあと4冊あるのでまだ読めますが)
案内は最初からあったのですが、出たのは最終な「たんぽぽ娘」

「ビブリア古書堂~」でも話題だったみたいですが、自分は読んでも見てもいないので知りません。

「たんぽぽ娘」は長らく絶版で、SFマガジンのバックナンバーを探して読みましたっけ^^
それが奇想コレクションの一冊で読める事は嬉しい事です。

松尾たいこさんの表紙も素敵ですね~

あまりに有名なフレーズ
「おとといは兎を見たわ、昨日は鹿、そして今日はあなた」これが読めるだけでの手元に置いておく価値ありますね~

「ジョナサンと宇宙クジラ」もこの秋、復刊するととの事なので楽しみです。

表題作は勿論、どれも、しっとりした恋愛がらみ(中年が若い女性に恋するパターンが多いですが)で切ない愛情が描かれていてどれも素敵です。

そのなかでも好きなのが「荒寥の地より」 泣かせますよ。
どこからともなく現れた浮浪者のローン、彼を家に泊めて家族同然の生活が始まる。しかしやがて別れがやってくる。
彼にタイムマシンの話をしてもらう・・・そう彼は・・・  いい話です^^





【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「たんぽぽ娘」改訳決定版のほか、甘い男女の出会いを描いた変奏曲「河を下る旅」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」、宇宙クジラと交流する孤独な男「スターファインダー」、過去が保存された部屋の扉をあける「失われし時のかたみ」、遺作となった名品「荒寥の地より」など、本邦初訳の7編を含む全13編を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
特別急行がおくれた日/河を下る旅/エミリーと不滅の詩人たち/神風/たんぽぽ娘/荒寥の地より/主従問題/第一次火星ミッション/失われし時のかたみ/最後の地球人、愛を求めて彷徨す/11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス/スターファインダー/ジャンヌの弓

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ヤング,ロバート・F.(Young,Robert F.)(ヤング,ロバートF.)
1915年、ニューヨーク州生まれ。53年、スタートリング・ストーリーズ誌にてデビュー。SF誌を中心にサタデー・イヴニング・ポスト誌他にも短編を寄稿。80年代には4作の長編が発表された。86年死去

伊藤典夫(イトウノリオ)
1942年、静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部中退。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「去年はいい年になるだろう」山本弘を読みました!



評価 ★★★★☆

私小説風歴史改変小説。
人類を守る為に24世紀からやってきたアンドロイド。彼らは地球の各国で救済にのりだします。しかしやりかたはかなり強引。世界中の兵器を無効化するし、北朝鮮の様な非人道的独裁国家は解体してしまいます。
彼らの言い分は「私たちが介入しなかったら、今回の事件で〇〇万人の犠牲者がでました。今回の犠牲者X人に比べればこれだけの人を救うことができたのです」

彼らの言う事は間違っていない。けれどこの不安感や厭な感じはなぜだろう。

SF小説家、山本弘のところに現れた美少女アンドロイド カイラ。彼女は未来の山本弘からの作品やメッセージをもってきた。
カイラと接触したことで家族に微妙なズレが生じていく。

前半はあまり面白いと思わなかったのですが、後半は良かった。

自分たちが経験した事件や社会背景が書かれてていて、とても面白く読みました。




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
米国同時多発テロも、あの大地震も、犠牲者はゼロ!?二〇〇一年九月一一日、二四世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。圧倒的な技術力を備えた彼らは、テロを未然に防ぐとともに、世界中の軍事基地を瞬く間に制圧し、歴史を変えていく。その翌日、SF作家である僕のもとへ、美少女アンドロイドがやってきた。彼女から渡されたのは、未来の僕のメッセージと作品データだった。第42回星雲賞・日本長編部門受賞作。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
歴史を変えてくれと誰が頼んだ?ガーディアンは多くの人々を救ったが、その一方で、本来の歴史では幸せだった人が不幸になるケースも出てくる。SF作家である僕も、その一人だったー。本は出せないし、妻の真奈美は美少女アンドロイド・カイラとの仲を疑い始めている。妻の反対を押し切って、宇宙に浮かぶガーディアンの母艦・ソムニウムを訪れた僕は、彼らに対して疑問を抱き始めた…。第42回星雲賞・日本長編部門受賞作。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
山本弘(ヤマモトヒロシ)
作家。「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年発表の『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞候補に。06年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がるなど、日本SFの気鋭として注目を集める。『去年はいい年になるだろう』で、第42回星雲賞・日本長編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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「読書会」山田正紀・恩田陸を読みました! 「本日の1冊(13748)」


読書会
著者 山田正紀・恩田陸
徳間文庫
評価 ★★★★☆

単行本を買おうか迷っていたので、文庫化されたのをしって即買いしました。

山田正紀さんも恩田陸さんも大好き。そのふたりが名作を俎上にあげ熱く語ってます。
半村良 石の血脈、岬一郎の抵抗
アシモフ 鋼鉄都市、はだかの太陽
ル・グン ゲド戦記
沼正三 家畜人ヤプー
小松左京 果てしなき流れの果てに
山田正紀 神狩り
キング 呪われた町、ファイアスターター
萩尾望都 バルバラ異界
恩田陸 常野物語

懐かし作品ばかりだけど(自分はこの中の5冊が既読なだけですが・・)今読んでも古びていない。

半村良・小松左京はまた読み返したな~と思いました!
作家ヤ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |

「アイの物語」山本弘を読みました! 「本日の1冊(13748)」


アイの物語
著者 山本弘
角川文庫
評価 ★★★★★

 人類が地球の覇者でなくなり、ロボットたちにその座を奪われた未来。主人公はアンドロイド、アイビスに囚われる。そして毎日、物語を読み聞かせられる。

その一つ、一つが独立した短編で、全体でアイビス(ロボット世界)と主人公(人間世界)の物語になっています。


すべての物語が機械と人間の関係を扱っています。

どの短編も面白い。

ですが一番は「詩音が来た日」これは介護ロボット詩音の話。ある看護師にあずけられた始めての看護ロボット、詩音。それはロボットの今後を決める試用期間だった。はじめはたどたどしい詩音。しかし患者たちにじょじょに受け入れられていく。
この中で詩音が語る「人類は皆、認知症なのです」だから、無益な戦争や争いが絶えないのです。理性的に判断すれば起きない事を起こす人類は認知症。これを読んだ時、前に読んだ 「詩羽がいる街」を思い出しました。世界とは何て矛盾しているのでしょう。

SFが駄目な人にもこの本は読めると思います。是非是非、一人でも多くの人に読んでほしいなと思いました。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か?なぜマシンは地球を支配するのか?彼女が語る7番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた─機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
宇宙をぼくの手の上に/ときめきの仮想空間/ミラーガール/ブラックホール・ダイバー/正義が正義である世界/詩音が来た日/アイの物語


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「他諺(たげん)の空似」米原万里をよみました! 「本日の1冊(13748)」


他諺の空似
著者 米原万里
光文社文庫
評価 ★★★★☆

皆さん、こんばんは★
ちょっとお久しぶりです。暫く留守にしていました。
夏季休暇の今日で終わり、明日からまた、いつもの生活に戻る事になります。

何事もそうですが、待っている時が一番、楽しいかもしれません。
疲れを残さない様にしなくては・・・

今回の本は「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」で、その面白さと感動に圧倒された米原万里さんのエッセイ、「他諺の空似」です。

似た様な語句の諺、世界中にあって、意味も同じ!
時事問題にひっかけて諺を紹介してます。

堅苦しいばかりではなくて、面白い!思わず、吹き出してしまうとこ満載です。

これだけの諺よく集めたものだと感心します。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「目糞鼻糞を笑う」という諺は、ロシアでは「屑が埃を笑う」、アフリカでは「猿の尻笑い」…と世界中に似たような諺は多い。舌鋒鋭かった名エッセイストの遺作が待望の文庫化。歴史も地理的気候的条件も、文化も全く異なるところで、同じ文句が同じ意味に使われている。世界の国々での諺の使い方を紹介しながら政治を風刺。まさに米原ワールド炸裂。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 二〇〇三(「医者の不養生」/「寄らば大樹の陰」/「馬鹿と鋏は使いよう」/「蛇の道は蛇」/「早いが勝ち」/「少年老易学難成」/「悪女の深情け」/「大山鳴動して鼠一匹」/「朱に交われば赤くなる」/「天は自ら助くる者を助く」)/2 二〇〇四(「鶏口となるも牛後となるなかれ」/「甘い言葉には裏がある」/「能ある鷹は爪を隠す」/「蟹は甲に似せて穴を掘る」/「内弁慶」/「自業自得」/「頭隠して尻隠さず」/「覆水盆に返らず」/「目糞鼻糞を笑う」)/3 二〇〇五‐二〇〇六(「嘘つきは泥棒のはじまり」/「火事場泥棒」/「一事が万事」/「後の祭り」/「割れ鍋に綴じ蓋」/「禍福は糾える縄のごとし」/「飼い犬に手を噛まれる」/「隣の花は赤い」/「安物買いの銭失い」/「終わりよければ全てよし」)

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機械蜘蛛を少しづつ、書いてます。できるだけ早く再開したいです。
作家ヤ行 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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